「ツイン・ピークス」新写真!女装捜査官デニス&故ミゲル・ファーラーさん出演シーンも
7月22日から日本で放送される「ツイン・ピークス」26年ぶり新シーズンの新たな劇中写真が公開。今年1月に亡くなったミゲル・ファーラーさん演じるFBI捜査官アルバート・ローゼンフィールドと、デヴィッド・ドゥカヴニー演じるDEA(麻薬取締局)捜査官デニスの姿がお披露目となった。
現在、217名のキャストが発表されるもストーリーは謎に包まれている新シーズン。アルバート&デニスがいかなるシチュエーションで登場するのかは不明だが、いずれも前作でローラ・パーマー(シェリル・リー)殺害事件の捜査にあたっていた敏腕FBI捜査官クーパー(カイル・マクラクラン)と縁の深かった人物だ。
デヴィッド・リンチ作品らしく、アルバートもデニスもキョーレツな存在感を放つキャラクター。アルバートは頭はキレるが傲慢で歯に衣着せぬ性格が災いして、クーパーや彼の相棒で地元保安官ハリー(マイケル・オントキーン)と衝突。ハリーに殴られたことを根に持ち上層部に報告するなどひと悶着あったが、やがてクーパーらと良好な関係をはぐくんでいった。演じたファーラーさんは今年1月に亡くなっており、亡くなる直前に撮影された貴重なシーンとなる。また、リンチ演じるクーパーの上司で難聴(なので声が大きい)の捜査官ゴードン・コールの再登場もうれしい。
一方、「X-ファイル」シリーズでブレイクする前のドゥカヴニーが演じたデニスは女装癖のある捜査官。前作では久々に彼と再会したクーパーは初め本人とわからず、ハリーら保安官事務所の面々も動揺。物腰が柔らかく頭脳明晰で、クーパーが何者かに罠にはめられ車にコカインを仕掛けられたときも冷静に対応していた。当時よりがっしり、ふっくらしてはいるもののドゥカヴニーの艶やかな姿は超貴重だ。
対照的ながら優秀な2人の捜査官が25年の時を経て、いかなる活躍を見せてくれるのか? こうご期待!(編集部・石井百合子)
「ツイン・ピークス The Return」は7月22日よりWOWOWプライムにて放送(全18話・第1話無料放送)
※毎週土曜夜9:00(二カ国語版)、毎週金曜夜11:00(字幕版)