オリヴィア・ニュートン=ジョン、乳がん再発・転移
歌手のオリヴィア・ニュートン=ジョン(68)が、乳がん再発のため、予定していた全米とカナダのコンサートツアーを延期することをFacebookで発表した。
オリビアは背中に痛みを感じるようになり、坐骨神経痛だと思っていたそう。5月からのツアー前半を延期することを発表していたが、今回の診断で6月の日程も延期されることになった。
「不本意ながら、オリヴィア・ニュートン=ジョンは6月のアメリカとカナダでのコンサートツアーの日程を延期することになりました。当初、ツアー前半を延期する原因になった背痛は仙骨に転移した乳がんであることが判明しました」と説明。今後はナチュラル・セラピーに加え、光子線治療を受ける予定で、年内には以前にも増して元気な姿でコンサートを行えるだろうと書かれている。情報筋がPeopleに語ったところによると、早ければ8月の復帰を考えているという。
オリヴィアは1992年に父親を亡くしたのと同じ週に乳がんと診断されたが、克服。治療中に行ったヨガや瞑想(めいそう)、マッサージが効果的だったことから、オーストラリアに開いたオリヴィア・ニュートン=ジョン・キャンサー・アンド・ウェルネス・センターでも、患者向けにこれらを提供することにしたと以前に語っていた。(澤田理沙)