『トップガン』続編、タイトルは『トップガン:マーベリック』
来年にも撮影開始を予定している映画『トップガン』続編のタイトルは、『トップガン:マーベリック(原題) / Top Gun: Maverick』になると主演のトム・クルーズが明かした。
『トップガン』(1986)は、米海軍が設立したエリートパイロット養成機関“トップガン”を舞台に、型破りなパイロットのピート・ミッチェル(コールサイン:マーベリック)をはじめとした男たちの青春を描いた大ヒット作。続編もトニー・スコット監督がメガホンを取る予定だったが、2012年に命を絶ってしまったことで制作がストップ。しかし先月、オーストラリアの朝の情報番組Sunriseに出演したトムが「来年にも撮影を始められるんじゃないかな。間違いなく作るよ」と制作を認めてファンを喜ばせていた。
そして Access Hollywood の取材に応じたトムは「『トップガン2』というタイトルにはならないよ。『トップガン:マーベリック(原題)』になる予定なんだ。数字は必要ない」と続編のタイトルを明言。作品のトーンやスタイルは前作を踏襲し、作曲家ハロルド・フォルターメイヤーの同じ音楽を使う予定だといい、「第1作と同様に競争の映画になる。同じトーンになるけど、マーベリックの進歩を描くんだ」と前作のファンに請け合った。
1982年のSF映画の続編『トロン:レガシー』(2010)でデビューを果たし、『オブリビオン』でトムとタッグを組んだジョセフ・コシンスキーが監督の有力候補と見られているが、まだ正式発表はない。トムは現在、『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』(7月28日日本公開)のプロモーション中で、『ミッション:インポッシブル』第6弾(2018年7月27日全米公開)の撮影中だ。(編集部・市川遥)