オスカー女優ジェニファー・コネリー、ドラマ版『スノーピアサー』に出演
米ケーブル局TNTでテレビドラマ化される映画『スノーピアサー』のパイロット版に、映画『ビューティフル・マインド』でアカデミー賞助演女優賞を獲得したオスカー女優ジェニファー・コネリーがキャスティングされたとDeadlineが報じた。
映画はフランスのコミック「Le Transperceneige」を原作とした近未来SFエンターテインメント。舞台は、地球温暖化を人工冷却物質で阻止しようとした結果、新たな氷河期に突入し、それから17年たった2031年の地球。生き残った全ての人間は一台の列車に乗って生活しており、前方車両で以前と変わらぬ生活を送り人々を支配する富裕層と、奴隷のような扱いを受ける後方車両の乗客たちの壮絶な戦いを描いている。ドラマ版では、氷河期突入から7年後の世界を舞台に、列車内での階級闘争を描く。
ジェニファーが演じるのはファーストクラスの乗客で、日々の車内アナウンスを担当しているメラニー・カヴィル。富裕層の多くは低クラスの乗客を軽蔑しているが、メラニーは好奇心から彼らに魅了されているという。
主演は大ヒットブロードウェイミュージカル「ハミルトン」で名をはせたデイビード・ディグスで、列車内の戦いに不本意にも巻き込まれる囚人レイトン・ウェルを演じる。パイロット版では映画『ドクター・ストレンジ』のスコット・デリクソンが監督と製作総指揮を務めることが発表されている。(澤田理沙)