『6才のボクが、大人になるまで。』監督の新作、ニューヨーク映画祭のオープニングナイト作品に!
今年で55回目を迎えるニューヨーク映画祭(現地時間9月28日~10月15日、アメリカで開催)のオープニングナイト作品が、『6才のボクが、大人になるまで。』などの名匠リチャード・リンクレイター監督の新作『ラスト・フラッグ・フライング(原題) / Last Flag Flying』に決定した。映画祭を主催するフィルム・ソサイエティ・リンカーン・センターの公式サイトで明らかになった。
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同作はアマゾン・スタジオが手掛けた作品で、スティーヴ・カレル、ブライアン・クランストン、ローレンス・フィッシュバーンなどが出演。ベトナム戦争時代の3人の海軍退役軍人ドック(スティーヴ)、サル(ブライアン)、ミューラー(ローレンス)が、イラク戦争で戦死したドックの息子の遺体を埋葬するために東海岸に旅立つというストーリー。
映画祭のディレクター、ケント・ジョーンズは「『ラスト・フラッグ・フライング(原題)』は笑い転げるほどおかしく、静かに心を打ち砕かれ、祝うことや悲しみに沈むこと、瞑想的、親密、(心が)拡張的で相当な娯楽性もあり、一作に多くのことが含まれ、ベストな意味で全てのアメリカ人を指している」とコメントしている。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)