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インパルス堤下、睡眠薬服用運転を謝罪 事故の記憶は断片的

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所属事務所である吉本興業の東京本部で会見を行ったインパルス・堤下敦
所属事務所である吉本興業の東京本部で会見を行ったインパルス・堤下敦

 お笑いコンビ・インパルス堤下敦が14日、東京・新宿区にある吉本興業東京本部で会見を行い、本日未明に発生した交通事故について謝罪した。多数のマスコミが駆け付けた会見で堤下は、「自宅から車で10分ほどの距離にあるサウナに行き、車に乗る前にアレルギーの治療薬と睡眠薬を飲んでしまった。自分自身の認識の甘さだった」と経緯を説明し、頭を下げた。

【画像】報道陣の前で頭を下げて謝罪するインパルス堤下

 1か月ほど前からアレルギー症状に悩まされていたため病院に通い、薬を処方されていたという堤下。昨晩深夜は自宅近くのサウナへ向かい、サウナを出たあと牛乳とともに薬を服用。車に乗って「本来なら曲がるべき道を間違えてどこかでUターンしよう」と思ったところまでしか記憶がなく、その次は「車が(路肩に)ガガガっとなった」「警察官に車の窓をノックされた」「呼気検査を行った」など断片的にしか覚えていないという。

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 ここしばらく病院に通っているがアレルギー症状が好転せず、今回堤下が牛乳とともに飲んだ薬は昨日処方されたばかりのもの。堤下は「『体がかゆくて眠れない』と医師に相談し、睡眠薬を処方された。睡眠薬は今回が初めてだった」と言葉を続けた。「医師、薬剤師の方から注意点などの説明を受けた」そうだが、「ネットでどういう薬か自分で調べ、大丈夫だと思ってしまった。10分くらいあるから(銭湯で飲めば)ちょうど家に帰って眠れると思ってしまった」と神妙な顔で述べた。所属事務所の説明によると、堤下は運転の前に飲用したのは、ベルソムラ錠20mg・1錠(眠りの質を高める)、レンドルミンD錠0.25mg・1錠(熟睡できるようにする)、アレジオン錠20mg・2錠(アレルギーを抑える)の計3種類の薬だったという。

頭を下げて謝罪する堤下

 「家族、相方、会社の方に申し訳ない。二度とこういう事故は起こさないよう病院の先生とも相談していく。すべて僕の責任、認識不足、甘さが招いたことで深く考えることができなかった。申し訳ありませんでした」と謝罪した堤下。出演中のドラマ「人は見た目が100パーセント」について聞かれると、「フジテレビと吉本の話。最終回を前に迷惑をかけてしまった。僕からは何も言えることはない」とコメントした。相方の板倉俊之には、会見後に連絡するとし、芸能活動についてはこれまで通り行っていくと話していた。(編集部・海江田宗)

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