『イングリッシュ・ペイシェント』原作者の小説映画化、始動!
映画『イングリッシュ・ペイシェント』の原作者マイケル・オンダーチェによる小説「ライオンの皮をまとって」の映画化が始動しているとDeadlineが報じた。
『イングリッシュ・ペイシェント』のジュリエット・ビノシュ【写真】
「ライオンの皮をまとって」は、橋から落ちる尼僧と彼女を受け止める命知らずの男、失踪した金持ちと彼の後を追うラジオ女優などを通して、1930年代のカナダ・トロントの移民たちの労働と官能を描いた物語。このたび、映画『スラムドッグ$ミリオネア』『127時間』のサイモン・ボーフォイがこの原作を脚色することになった。製作は、セレンディピティ・ポイント・フィルムズ、ポットボイラー・プロダクションズ、フィルム4などの制作会社が担当する予定。
オンダーチェの原作が基になった『イングリッシュ・ペイシェント』はアカデミー賞で作品賞、監督賞などを含め9部門でオスカーを獲得した秀作。今作がどのような作品になるか楽しみだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)