藤原啓治、声優復帰作が発表!映画第1号は『スパイダーマン』アイアンマン<本人コメントあり>
今月16日に病気療養のための休養から復帰し、仕事を再開することが伝えられた声優・藤原啓治の映画復帰第1号作が、『スパイダーマン:ホームカミング』(8月11日全国公開)になることが発表された。同作で藤原はトニー・スターク(=アイアンマン)役の日本語吹き替えを担当。彼の代表役ともいえるキャラクターでの復活に、藤原は「再び、演じられて嬉しいに決まってるよー! ウソじゃないよー!」と喜びを明かした。
【映像】藤原啓治さんの声が入った『スパイダーマン:ホームカミング』吹き替え版予告編
『スパイダーマン:ホームカミング』は、15歳の高校生ピーター・パーカー(演:トム・ホランド)が、アイアンマンに導かれ、真のヒーローになっていく成長と奮闘の物語。これまでの『スパイダーマン』シリーズとは異なり、アイアンマンやキャプテン・アメリカなど、ほかのマーベルヒーローたちと世界観を共有する「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」にスパイダーマンに本格参戦する作品としても注目を浴びている。
藤原は『アイアンマン』シリーズの第1作でトニー・スタークの声を務めて以来、同キャラクターを演じた俳優ロバート・ダウニー・Jrの吹き替え声優として活躍してきた。それだけに、今作での復帰に彼自身としても喜びはひとしおのよう。藤原は「今回は師匠としての部分もですけど、父親的な役回りもあると思います。これまでのトニーには皆無な部分ですから、そこは楽しんで演じました」とアフレコを振り返るとともに、「(日本語版吹き替え版を楽しみにしているファンには)楽しみにし続ける事を強く望むものである」と呼び掛けていた。
主人公ピーター・パーカーの日本語吹き替え版声優は、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に続き、榎木淳弥が担当。マイケル・キートンが演じる本作最大の敵・バルチャーの声は、アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズのナレーションなどで知られる大川透に決定した。そのほか、ジョン・ファヴロー演じるトニー・スタークの秘書ハッピー・ホーガン役は大西健晴、ピーターの親友ネッド役は吉田ウーロン、本作のヒロイン・ミシェル役は真壁かずみ、メイおばさん役は安藤麻吹、学校一の美少女リズの声は美山加恋がそれぞれ吹き替える。またキャプテン・アメリカの声は、『キャプテン・アメリカ』シリーズ同様に中村悠一が続投している。(編集部・井本早紀)
■藤原啓治コメント(トニー・スターク/アイアンマン役)
彼(トニー・スターク/アイアンマン)の魅力は多面性ですね。シーンによって多彩な表情を見せてくれるところが。ですので、再び、演じられて嬉しいに決まってるよー! ウソじゃないよー! 今回は師匠としての部分もですけど、父親的な役回りもあると思います。これまでのトニーには皆無な部分ですから、そこは楽しんで演じました。(日本語版吹き替え版を楽しみにしているファンには)楽しみにし続ける事を強く望むものである。
■榎木淳弥コメント(ピーター・パーカー/スパイダーマン役)
初めてピーター・パーカーを演じさせて頂いた前作(『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』)から、こうして引き続き吹き替えを担当させていただけるというのは本当に嬉しいですし、とてもありがたいことだなと思いました。トム・ホランドさんの表現はとてもストレートでありながらも、動きや喋りが本当に多彩で、観ている人を飽きさせない素晴らしい俳優さんだと感じたので、ピーターを演じる際に瑞々しさを表現出来るように意識しました。前作の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』と違い、主役ということは作品のクオリティーにも大きく関わってくるので、プレッシャーは大きかったのですが、精一杯頑張りました! ですので、本作ではピーターがスパイダーマンに、そして本当のヒーローへと成長していく姿を楽しんで頂けたら嬉しいです。是非お楽しみに!