マーベル巨匠スタン・リー最愛の妻、死去
マーベル・コミックスの巨匠で、数々のマーベル映画にカメオ出演しているスタン・リーの妻ジョーン・リーさんが7月6日(現地時間)にロサンゼルスで亡くなったとEW.comなどが報じた。93歳だった。
ジョーンさんは先週初めに脳梗塞を患い、入院していたという。リー家のスポークスマンは、彼女が6月の朝、家族にみとられながら静かに息を引き取ったことを声明で述べ、ジョーンさんの死を悲しむための時間とプライバシーをくれるようメディアに要望している。
スタンは1947年に帽子モデルをしていたジョーンさんとイギリスで出会ったそう。スタンは彼女の友人とデートをセッティングされていたが、惹(ひ)かれあったのはスタンとジョーンさんだったようだ。当時米兵と結婚をしていたジョーンさんはすぐに離婚をし、出会ってから6週間後に二人は結婚をしたそうだ。「彼女は僕が長年描いてきた女性そのものだった」とスタンはインタビューで語ったことがある。
ジョーンさんは1987年に小説「ザ・プレジャー・パレス(原題) / The Pleasure Palace」を出版。テレビアニメ「ファンタスティック・フォー」でミス・フォーブス、同じくアニメの「スパイダーマン」でマダム・ウェブの声を務めたことがあるほか、2016年の映画『X-MEN:アポカリプス』にカメオ出演していた。(澤田理沙)