東出昌大&新田真剣佑が兄弟役!『海猿』羽住監督がラリー競技映画を制作へ
俳優の東出昌大と新田真剣佑が、『海猿』『MOZU』シリーズなどで知られる羽住英一郎監督によるオリジナル映画『OVER DRIVE』に主人公の兄弟役として共演することが発表された。主演の東出は「羽住監督の、長年温め続けてきた夢が詰まった作品です。メカニックチームでリハーサルを続けている中で、チームワークが生まれてきて仲間と協力し合いながら仕事が出来ることに、喜びと感謝を感じています」と意気込みを明かしている。
【画像で知る】東出昌大&新田真剣佑が兄弟!映画『OVER DRIVE』相関図
本作は、公道をアクセル全開で駆け抜ける最も過酷な自動車競技「ラリー」に焦点を絞り、若者たちの熱い絆と愛を描くヒューマンエンターテインメント。メガホンを取る羽住監督は、「テーマとして伝えたいことは、決して諦めない心の強さ。同じく極限状態での挑戦を描いてきた『海猿』を超える作品にしたい」と宣言。脚本は、今年7月スタートドラマ「愛してたって、秘密はある。」などを手掛けている桑本さや香が担当している。
東出が演じるのは、真面目で確かな腕を持ち、チームに貢献するチーフメカニック兼エンジニアの兄・檜山篤洋。新田は、世界最高峰のラリー競技・WRC(世界ラリー選手権)を目指す天才ドライバーの弟・檜山直純役を務める。コンマ1秒の世界に身を投じる直純は、篤洋の助言を無視しリスクを顧みない、勝気なレースを展開。ラウンド毎に衝突を繰り返し、いつしかチームにも険悪なムードが漂い始める。そんな中、直純の新しいマネジメント担当として遠藤ひかる(森川葵)が彼らの前に現れる。
そのほかにも北村匠海、町田啓太、吉田鋼太郎などが出演。映画は今年9月末までの撮影を予定し、2018年に東宝系公開予定。(編集部・井本早紀)
<以下、出演者・監督コメント>
東出昌大
羽住監督の、長年温め続けてきた夢が詰まった作品です。メカニックチームでリハーサルを続けている中で、チームワークが生まれてきて仲間と協力し合いながら仕事が出来ることに、喜びと感謝を感じています。脚本を読んで感じた、手に汗握る興奮と熱狂を、スクリーンを通してお届け出来るよう頑張ります。
新田真剣佑
羽住監督をはじめ、東出さんや共演者の皆さんの熱量を感じながら、色んなことを学んで、最高のパフォーマンスを見せられるように努めます。カッコよく、そして美しいラリーの世界の中で生きる男をどう演じていけるか、自分なりに精一杯、突き詰めていきたいと思います。
森川葵
今回のために、羽住監督に教えて頂いた『ザ・エージェント』という映画を見ました。普段は自分からお芝居で相手に仕掛けていくことが多いのですが、今回わたしが演じさせて頂くひかるは、エージェントという立場なので、自分から仕掛けるよりもスピカのメンバー達を見守るように受け入れることを大切にしながら、楽しむことを忘れず撮影に臨みたいと思います。東出さんは普段から仲良くさせて頂いていて真剣佑さんとは初対面です。そんなお二人とお芝居をさせて頂くのは全く違った意味で緊張し楽しみなのですが、"新たな気持ち"でお二人と現場で向き合っていきたいと思っています。
羽住英一郎監督
プロフェッショナルの世界で生きるチームメンバーたちが繰り広げる濃厚な人間ドラマを、これまでの邦画にはないスピード感と迫力の映像で、圧倒的なスペクタクル作品に仕上げていきます。テーマとして伝えたいことは、決して諦めない心の強さ。同じく極限状態での挑戦を描いてきた『海猿』を超える作品にしたいと思います。そして、東出昌大さん、新田真剣佑さん、森川葵さんなど、俳優として新時代を担うキャストたちには、若さ故にもがき、葛藤し、一流を目指して成長していくそれぞれの姿を、全力で体現してもらえればと思います。