海の日3連休は映画激戦！『銀魂』『ポケモン』『カーズ』…どれ観る!?
海の日が絡んだ3連休への映画配給会社の力の入れようは相当のもののようで、年間でも稀に見る注目作品のぶつかり合いになっている。8～9日の土日2日間での全国映画動員ランキングではジョニー・デップ主演の大人気シリーズの最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン／最後の海賊』が2週連続で首位に輝いたが、米林宏昌監督の『メアリと魔女の花』も8日に公開されたばかり。果たしてどれを観ればいいのか……。以下に話題作を紹介する。
■『銀魂』
実写映画化の発表以来、常にその動向が話題になった作品が遂にスクリーンに登場。アニメ化もされた空知英秋の超人気コミックを、「勇者ヨシヒコ」シリーズなどの福田雄一監督が小栗旬を主演に迎えて実写化した。江戸時代末期、宇宙人・天人（あまんと）に支配された世界を舞台に、主人公の銀時（小栗）が営む万事屋の仲間たちが、さまざまな騒動を繰り広げていく物語。菅田将暉、橋本環奈、長澤まさみ、堂本剛、菜々緒といった豪華キャストが集結している。
■『劇場版ポケットモンスター キミにきめた！』
国民的アニメ「ポケットモンスター」の劇場版第20作目。1997年4月1日に放送を開始したテレビシリーズの放送開始20周年を記念し、第1話で放送された主人公サトシと相棒ピカチュウの出会い、そして彼らが本物のパートナーへと成長していくさまを完全オリジナルで描きだす。オープニング主題歌が初代テレビアニメのオープニング曲「めざせポケモンマスター -20th Anniversary-」に決定したことも大きな話題となった。
■『カーズ／クロスロード』
自動車たちの世界を舞台にスポーツカーのライトニング・マックィーンの活躍を描いたディズニー／ピクサーの人気シリーズの第3弾。後進の台頭や事故により己の限界を感じたマックィーンが、引退の選択を迫られ、苦悩する。ブライアン・フィー監督は「観客はなぜ3作目を観るのか？」を自問自答して「キャラクターが進化するところを観たいんだ」と結論を出し、今作を作り上げた。日本語吹替版ではマックィーン役の土田大が続投しており、マックィーンを追い込む史上最強のライバル、ストーム役として藤森慎吾（オリエンタルラジオ）、マックィーンの相棒となるテクノロジーの知識が豊富な女の子、クルーズ役として松岡茉優が参加している。
この他にも窪塚洋介と Dragon Ash の降谷建志がタッグを組んだ『アリーキャット』、福島県と東京を舞台にしたヒューマンドラマ『彼女の人生は間違いじゃない』、日本のスーパー戦隊シリーズをアメリカ向けにローカライズしたテレビシリーズの劇場版『パワーレンジャー』も公開されたばかりだ。（編集部・海江田宗）