伊勢谷友介、悪人顔ハマる?民放連ドラ初出演で美しすぎる悪役 クドカンがオファー
俳優の伊勢谷友介が、10月にスタートするTBS系連続ドラマ「監獄のお姫さま」(毎週火曜・後10:00~)で民放の連続ドラマ初出演することが明らかになった。宮藤官九郎が脚本を担当する本作で伊勢谷は、主演の小泉今日子ほか、満島ひかり、坂井真紀、夏帆、森下愛子、菅野美穂が演じる女性たちの復讐のターゲットとなるイケメン社長・板橋吾郎を演じる。
女子刑務所で出会った馬場カヨ(小泉)、足立明美(森下)、勝田千夏(菅野)、大門洋子(坂井)ら4人の受刑者と刑務官の若井ふたば(満島)が、刑務所仲間だった江戸川しのぶ(夏帆)の冤罪を晴らすため、ある大企業の社長で出所後に彼女を罠にはめた殺人犯・板橋を誘拐。しかし板橋は彼女たちさえ虜にしてしまう美しい男。さらに計画の途中でさまざまなハプニングに見舞われ、その度に軌道修正をはかる女たちの奮闘を描く。
民放連ドラへの出演に「逆に今までにない不安を感じている、そんなことを感じられるのも今回連ドラをやらせていただくからこそだと思ってます」と意気込む伊勢谷。今回の役どころは、いわば“世の中で最悪の人”だといい、「民放初の連続ドラマですのでちょっとはいい人の役でもよかったかなと思いつつも、現在41歳で悪者顔しているのでおそらくハマるのではないかと思います(笑)。ぜひご期待ください」と自信をのぞかせる。
また脚本の宮藤は、伊勢谷が演じる板橋は「ギラギラした出世欲と野心の塊、言わば“美し過ぎる悪”」だといい、「これまで自分のドラマには出て来ないキャラクターです。だったら、一度も仕事したことない人が良いだろうと考え、伊勢谷さんにオファーしました」と告白。「そしたら、俺のドラマどころか、民放連続ドラマ自体が初めてだという。童貞好きの自分としては願ってもない情報です。俄然、楽しみになってきました」と期待をかけている。
このほか、検事・長谷川信彦役に「木更津キャッツアイ」などで宮藤と組んだ塚本高史。さらに女子刑務所所長・護摩はじめ役で池田成志、雑居房の受刑者・小島悠里役で猫背椿らが出演する。(編集部・入倉功一)