ココリコ田中、ゴールデン連ドラ初主演 浅田次郎原作「プリズンホテル」
お笑い芸人の田中直樹が、10月7日からBSジャパンでスタートする、作家・浅田次郎原作の連続ドラマ「浅田次郎 プリズンホテル」(毎週土曜・午後9時~)に出演することが明らかになった。日本テレビ系連続ドラマ「増山超能力師事務所」「リセット」などで主演を経験している田中だが、ゴールデン帯の連ドラ主演を務めるのは初となる。
本作は、BSジャパンがゴールデンタイムの連続ドラマ枠に本格参戦する「連続ドラマJ」枠の第1弾。オーナーも従業員も、泊り客も全員任侠という“プリズンホテル”に、カタギの身でありながら支配人として勤めることになった主人公・花沢が直面する騒動を描き出す。
原作は1993年に発表された「プリズンホテル 夏」以降、「秋」「冬」「春」と全4巻が刊行され、累計発行部数は200万部を突破。これまで何度も映像化されてきた人気シリーズとあって、田中は「とにかく物語の設定がとても面白いです。その中で、コワモテの従業員、訳ありなお客さんに対し、生真面目な支配人をしっかり演じていければと思っています」と意気込みを語る。
ホテルのオーナーで極道の親分でもある“仲オジ”こと木戸仲蔵を演じるのは、ベテラン俳優の柄本明。そのほか個性的なキャストを起用して映像化に挑む、同局プロデューサーの森田昇は「地上波、ゴールデン帯、深夜、更にはネットドラマなど様々な枠でドラマが放送される中、連続ドラマJならではの切り口で描く、大人の鑑賞に堪えうるエンターテインメントドラマを目指します」と語っている。
監督は「怪獣倶楽部 ~空想特撮青春記~」などの青山貴洋と「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~」などの岡野宏信。「警視庁いきもの係」などの三浦駿斗らが脚本を手掛ける。(編集部・入倉功一)