天童よしみ「渡鬼」出演！今年3月に死去した哲也役・井之上隆志さんの妻役で

　9月18日に放送されるドラマ「渡る世間は鬼ばかり」3時間スペシャルに、歌手の天童よしみが出演することが発表された。天童は、今年3月に亡くなった井之上隆志さんが演じていた哲也の妻・華江役で出演する。

【画像】天童よしみ「渡鬼」出演シーン　「おやじバンド」のメンバーと

　今回のストーリーで天童が演じる華江は、井之上さんの死を受けてやむなく「病死」という設定となっていた川上哲也の妻として、角野卓造がふんする小島勇らによる「おやじバンド」のメンバーの前に登場。そして華江は勇たちに向かって亡き夫の生前のお礼を言うと、「自分も昔、歌でプロを目指していたこともあるので、テストの上でバンドに参加させてもらえれば一番の供養になる」と頭を下げる。

　昨年放送のスペシャルでは、番組のテーマソング（作曲：羽田健太郎）に歌詞をつけた曲を歌い、新しい「渡鬼」の魅力をファンに披露した天童。今度は女優としてドラマに参加することになり、「今まで家族みんなで楽しく観ていた国民的人気ドラマに自分が出させていただくっていうのは、すごく不思議な感じです」とコメント。

　また「ピン子さんや角野さんはドラマ（の登場人物）でなく、わたしにとっては本当に実在する家族なんです。その方々が今ここにいらして、その中に入っていくというのはものすごく緊張しました。歩き方もギクシャクと変になってしまいました」と撮影では緊張しきった様子。また実母からも連絡がきたようで、「母もいつもは何も言わないのに、今日の出演直前には電話で『本当に大丈夫？』なんてとても心配していました」とも語る。

　だが彼女の気合は十分のよう。天童は「でもうれしいやら誇らしいやら。バンドの前で唄うシーンも楽しみにしています」とも意気込んでいた。

テレビドラマ「渡る世間は鬼ばかり」3時間スペシャルは9月18日よる8時よりTBS系で放送