ボンド&ボーン要素の新国際的アクションスター!「ブラック・サムライ」テレビシリーズ化
マーク・オールデン著の小説「ブラック・サムライ」シリーズを基に、ジェリー・ブラッカイマーとコモンがテレビシリーズを製作するとDeadlineなどが報じた。
コモンは主人公ロバート・サンドも演じるとのこと。サンドは高度な訓練を受けたアーミー・レンジャー(米陸軍特殊部隊)で、伝説的な日本人の師に出会い、サムライとしての訓練を受けないかと誘われたことで人生が一変する。尊敬する師と兄弟弟子が傭兵によって殺されたことで、サンドは復讐(ふくしゅう)と自己発見の旅に出るという。
同小説は1976年にジム・ケリー主演で映画化されているが、ドラマ版は現代風にアレンジされるそう。「スパイと武術のジャンル作品を合わせたようなものになり、コモンと“ウータン・クラン”(ヒップホップグループ)のハートとソウルと音楽を注入することによって現代の国際的アクションスターを生み出す作品になります」とプロデューサー陣はコメント。
同ドラマを放送するStarz局のカルミ・ズロトニックは「世界にロバート・サンドを紹介するのが待ちきれません。ジェイソン・ボーンやジェームズ・ボンドの要素を持ち、われわれがまさに今必要としているヒーローです」と言っている。
パイロット版の脚本は映画『ナショナル・トレジャー』『チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル』のコーマック&マリアンヌ・ウィバーリー夫妻が手掛け、彼らはショーランナーも務めることになっている。(澤田理沙)