夫が不審者を次々と家に招き入れる…J・ローレンス×『ブラック・スワン』監督のサイコミステリー1月公開
映画『ブラック・スワン』のダーレン・アロノフスキー監督(48)と若きオスカー女優ジェニファー・ローレンス(27)がタッグを組んだサイコミステリー『マザー!』の日本公開日が2018年1月19日に決まった。二人が本作をきっかけに21歳差の交際を始めたことも話題となっている。
郊外の一軒家に住むある夫婦の姿を描く本作。ある夜現れた不審な訪問者によって、穏やかな生活は一変。翌日も謎の訪問者たちが次々と現れ、招かれざる客たちを拒む素振りを見せず招き入れる夫(ハビエル・バルデム)の行動に妻(ジェニファー)は不安を募らせる。訪問者の行動は次第にエスカレートして常軌を逸した事件が相次ぐ中、彼女は妊娠し母親になるが……。
アロノフスキー監督は彼ならではの緻密な心理描写とスリリングなタッチで劇中にパズルのピースをちりばめ、それらが合わさるときの衝撃を演出。そして演技派としてならすオスカー俳優コンビのジェニファー&ハビエルの鬼気迫る演技が、観客を恐怖のどん底へと突き落す。そのほかの出演はエド・ハリス、ミシェル・ファイファー、ドーナル・グリーソンなど。現在開催中の第74回ベネチア国際映画祭ではコンペティション部門に出品されている。(編集部・市川遥)