『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』ルーク・スカイウォーカー声優は島田敏に決定!
12月15日公開の映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』に登場するルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)の吹き替えを、声優の島田敏が担当することが明らかになった。放送中のテレビCMで、さっそく「ジェダイは滅びる」というルークのセリフを披露している。
ルークだけでも、水島裕、石田彰、塩沢兼人、奥田瑛二や渡辺徹など、さまざまな声優が存在する『スター・ウォーズ』の吹き替え。テレビアニメ「ちびまる子ちゃん」の友蔵おじいちゃん(3代目)、「機動戦士Zガンダム」のシロッコなど、日本を代表する声優として活躍する島田版のルークに親しみのあるファンは多いはずだ。
ルーク・スカイウォーカーは『スター・ウォーズ エピソードIV/新たなる希望』から続く“旧3部作”の主人公。暗黒卿ダース・ベイダーことアナキン・スカイウォーカーの息子でありながら父と戦い、銀河に平和を取り戻したジェダイの騎士だが、その戦いから30年後を描く『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』では、誰ともかかわることなく姿を消していた。
『フォースの覚醒』のラストでは、主人公のレイ(デイジー・リドリー)が、帝国軍の残党が組織するファースト・オーダーとの死闘を経て、孤島に身を潜めていたルークのもとにたどり着くシーンに登場。一切言葉を発しないにもかかわらず圧倒的な存在感を発揮し、『最後のジェダイ』への期待をさらに高めた。
『最後のジェダイ』での活躍が期待される旧3部作から約30年後のルークを演じる事になった島田は「30年分のルークの重みをしっかりと受け止めながら凛とした思いで演じたいと思います」と意気込みを語る。過去のシリーズでは『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』でルークの父親がダース・ベイダーだという事実を知った時が最も衝撃的だったといい、「当時は『まさか!! ええーーー!』と仰け反ってしまいましたが、『最後のジェダイ』にはそれ以上の衝撃があるかも知れませんね」と期待を寄せている。
本作にはマークとデイジーのほか、フィン役のジョン・ボイエガやカイロ・レン役のアダム・ドライヴァー、ポー・ダメロン役のオスカー・アイザック、昨年亡くなったレイア・オーガナ役のキャリー・フィッシャーさんらが前作に引き続き出演し、新キャストとしてベニチオ・デル・トロ、ローラ・ダーンらも参加。『LOOPER/ルーパー』などのライアン・ジョンソンが監督と脚本を担当している。(編集部・入倉功一)