福山雅治&広瀬すず、ベネチアデビュー!レッドカーペットで大人の顔
第74回ベネチア国際映画祭
俳優の福山雅治(48)、役所広司(61)、広瀬すず(19)が現地時間5日、イタリアで開催中の第74回ベネチア国際映画祭コンペティション部門出品作『三度目の殺人』の公式上映前のレッドカーペットに、是枝裕和監督と出席。福山と広瀬は映画祭初参加となり、そろってベネチアデビューを果たした。
晴天に恵まれた抜けるような青空の下、広瀬は胸元を大きなフリルで飾り左肩を露出した、白いワンショルダーのドレスでカーペットに到着。2015年に同じ是枝監督作『海街diary』で訪れたカンヌ国際映画祭では、少女のようなかわいらしいワンピース型のドレスを着用した広瀬だが、この日は大人っぽいメイクでエレガントな雰囲気をまとい、成長した姿を見せつけた。
美しい広瀬のドレス姿に、世界各国から集まったカメラマンたちも大注目。広瀬は彼らに要求されるまま福山たちと離れ、たった一人の写真撮影にも応じ、会場のフラッシュを独占した。
一方、同じく初のベネチアとなった福山も、黒いシャツを合わせたブラックタキシードで個性を発揮。沿道からは地元ファンからの「福山」コール、さらに「すずちゃん」コールまで聞かれるなど、会場の注目を浴びていた。
『三度目の殺人』は、死刑は免れないとされる殺人犯・三隅(役所)の弁護を引き受けた弁護士・重盛(福山)が、面会を重ねるうちに彼の動機に疑念を抱き、被害者の娘・咲江(広瀬)をも巻き込んだ真実を求める姿を描くサスペンス。第66回カンヌ国際映画祭審査員賞に輝いた『そして父になる』の福山と是枝監督が再タッグ。また、是枝監督にとっては長編デビュー作『幻の光』以来22年ぶりのベネチア選出とあって受賞が大いに期待されている。(編集部・入倉功一)
映画『三度目の殺人』は9月9日より全国公開
第74回ベネチア国際映画祭は現地時間9月9日まで開催