「リンキン・パーク」チェスターさん、自殺数日前の笑顔写真を妻が公開
今年7月に自殺したロックバンド「リンキン・パーク」のボーカル、チェスター・ベニントンさんの妻であるタリンダ・ベニントンさんが7日(現地時間)に自身のTwitterを更新し、「これは私の夫が自殺する数日前の写真です。自殺する考えが頭のどこかにあったのかもしれないけど、それは誰もわかりません」というコメントをつけてチェスターさんの写真を公開した。
微笑むタリンダさん、楽しそうな子どもたち、そして真ん中に立つチェスターさんが幸せそうな笑顔を見せているこの写真。投稿には「#fuckdepression」とうつ病に負けないことを願うハッシュタグがつけられており、多くの海外メディアが取り上げるなど反響を呼んでいる。
41歳だったチェスターさんは、現地時間7月20日に南カルフォルニアの自宅で死亡しているのが発見された。リンキン・パークは大ヒットアルバム「HYBRID THEORY / ハイブリッド・セオリー」でデビューしたロサンゼルス出身の6人組バンドで、アルバム「メテオラ」も世界的なヒットを記録。SUMMER SONIC でヘッドライナーを務めるなど日本でも高い知名度を誇り、訃報の知らせに世界中で悲しみの声があがっていた。
タリンダさんはチェスターさんが亡くなって以来、「#MakeChesterProud」などのハッシュタグをつけて精神的な病と戦う人たちをサポートするメッセージをSNSなどで発信し続けている。(編集部・海江田宗)