キャリー・フィッシャーさん娘『フォースの覚醒』レイ役打診されていた
映画『スター・ウォーズ』シリーズでレイア姫を演じていた故キャリー・フィッシャーさんの娘で女優のビリー・ロード(25)が、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のヒロイン・レイ役に打診されていたことが明らかになった。トークショー「エレンの部屋」に出演したビリーが語った。
『フォースの覚醒』で映画デビューを果たしたビリーは、レジスタンスの下級管制官役で、レイア姫を彷彿させる両サイドにお団子のヘアースタイルで登場し、ファンを喜ばせていた。しかし実は、デイジー・リドリーが射止めたレイ役の打診を最初に受けていたのだという。
本作に出演することになった経緯について、ビリーは「(メガホンを取った)J・J・エイブラムスから電話で、『フォースの覚醒』の主役が見つからないから来てくれないかと言われたの。最終的に彼はデイジー・リドリーという素晴らしい女優を発見したわ。とても才能があるの。でもとにかく、私は呼ばれたところに出向いて、彼はセリフも少しあるこの役を私にくれたの。とてもワクワクしたわ」と知られざる裏側を語った。
また、母キャリーさんと共演できたことを「すばらしかったわ。私は何かの理由があって、物事は起きるということを信じるタイプだから。理由があって今回の出演が実現したと思っているし、私達にとって信じられないようなすばらしい経験になった」と振り返った。キャリーさんは娘が女優になることを望んでいなかったそうだが、『フォースの覚醒』への出演を楽しんでいたビリーさんの姿を見て、女優を続けるように背中を押したという。キャリーさんが生前に撮り終えていた新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』にはビリーも再出演しており、親子で最後の共演作になるとされている。同新作は12月15日に全国公開される。(編集部・石神恵美子)