TUBE前田発案、“地方創生”町おこし映画が製作へ 主演は大東駿介
TUBEの前田亘輝が発起人となった映画『YOU達HAPPY映画版ひまわり』の製作が発表された。前田が全国のライブで感じた地方の過疎化問題への思いから、地方創生をテーマに栃木県那須烏山市で仕掛けた“町おこし”映画を作る。前田とタッグを組むのは、『映画版 未来日記』などの杉本達監督。
同作の企画は、前田が長年パーソナリティを務めているラジオ番組「YOU達HAPPY」(FM NACK 5)の中で誕生。映画に出演するヒロインとその友人役には、那須烏山の過疎化を食い止めようと、町の未来のために本気で取り組む2人の地元高校生を選出。映画は彼女たちが夏休みを通して取り組んだ活動自体を映し出す、ドキュメントと芝居を物語に融合させた作品になるという。
主演は『クローズZERO』シリーズなどの大東駿介。大東は地元の女子高生たちに協力する青年として登場する。撮影を振り返り大東は、「これは映画ですが、彼女たちとの時間には本物の瞬間しかなかったです。台本では縛れないほどの輝きと成長と青春があの夏にはありました」とコメント。また「張りぼての言葉では彼女たちには届かず、初めは怖かったですが、本物にするために、那須烏山と向き合い、街の歴史と向き合い、彼女たちと向き合った時間は、僕にとってもかけがえのない夏になりました。正直、どんな映画になっているのか想像できませんが、ありがとうと言いたい作品です」と述べていた。
プロデュースは、映画『信長協奏曲(のぶながコンツェルト)』などを手がけた古郡真也が担当。撮影には映画『怒り』で注目された新人の佐久本宝、ベテラン俳優の西岡徳馬、AKB48/チーム8の倉野尾成美が参加しているという。(編集部・井本早紀)
映画『YOU達HAPPY映画版ひまわり』は2018年夏に全国順次公開