「僕やり」最終回、原作と異なるラストへ…“最後”揺れる今期ドラマで評価どうなる?
窪田正孝主演ドラマ「僕たちがやりました」(カンテレ・フジテレビ系、火曜21時~放送)が、19日に放送される最終回では原作漫画と異なるラストを迎えることが明らかになった。同作のプロデューサーである米田孝いわく、15通りほど用意したラストの案から今回迎える結末が選ばれたそうで、「原作の金城(宗幸)先生にも太鼓判をいただけました!」とのこと。
【画像】持っているのはロケラン…!?「僕たちがやりました」劇中ショット
今クールのドラマは現時点だけでも、「“本当の完結編”は配信サービスで放送」「最終回を迎えると同時に映画化が公表」など最後の収め方で話題を呼んでいる作品が散見されるが、その中で原作モノである「僕たちがやりました」はドラマ版オリジナルラストという方法で最終回を迎える。米田プロデューサーはラストについて「トビオたちの犯した罪は許されませんが、自らの過ちにどう向き合い、どう行動するか?“生きる”ことをテーマにし、原作とは違う、一歩進んだ罪との向き合い方をします」とコメント。「その先をどう生きていくのかを感じられるようなラスト」になっていると明かす。
アイデアは主演である窪田からも出たそうで、窪田自身は最終回について「トビオとして、悔いはないラスト。原作を読んでいても違和感もなく、気持ちはスッキリしました」とのこと。また4か月間の撮影を振り返り、彼は「衣装合わせで制服を着た時は“無理でしょ”と思っていたのですが、始まってしまえば一張羅のようになって、自分に馴染んでいきました。あの制服のおかげで高校生に戻れた気がします」とも話していた。
「僕たちがやりました」は、週刊ヤングマガジンで連載されていた同名コミックを原作に、復讐計画が爆発事件に発展してしまった高校生・トビオ(窪田)たちが、右往左往しながらも成長していくさまを描く青春逃亡サスペンス。最終回となる第10話では、トビオらは、ライブ会場に乱入してド派手な自首を決行しようとするも、謎のグループに襲われて気を失ってしまう。なんと彼らを拉致したのは、輪島(古田新太)の指示を受けた西塚(板尾創路)、玲夢(山田裕貴)たちだった。そしてトビオたちは彼らから、絶体絶命のパイセン(今野浩喜)を残して10秒以内に消えろと迫られることに。原作とは異なるラストは、ファンからどう受け止められるのか?(編集部・井本早紀)