山田孝之、主人公の吹き替えに!ゴッホ死の謎に迫る動く油絵映画で
俳優の山田孝之が、世界最大のアニメーション映画祭・仏アヌシー国際アニメーション映画祭で観客賞を受賞した映画『ゴッホ 最期の手紙』(11月3日公開)の日本語吹き替え版の声優を務めることが決定した。山田は、画家ファン・ゴッホの死の真相を追う主人公アルマン・ルーランの声を担当する。
【写真】山田孝之と声優共演!『ゴッホ 最期の手紙』日本語吹き替え版キャスト
郵便配達員のジョゼフ・ルーラン(クリス・オダウド)から、自殺した画家ゴッホ(ロベルト・グラチーク)が弟に宛てた手紙を託された息子アルマン(ダグラス・ブース)が、その責務を果たすなかでゴッホの死の真相に迫る本作。125名の画家たちの筆でゴッホのタッチを再現しながら描かれた“動く油絵”で構成され、上海国際映画祭金爵賞アニメーション最優秀賞を受賞した。
山田が日本語吹き替えを務めるアルマンは、父の友人であるゴッホに偏見を持っていたが、次第にその死に疑問を抱く役どころ。山田は過去にスタジオジブリ作品『猫の恩返し』(2002)でルーンの声を担当。10月21日公開の『DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団』ではバットマンの声を務める。
父ジョゼフ役にイッセー尾形。その他の吹き替えキャストに、ゴッホ役に映画『アベンジャーズ』シリーズのソーを演じるクリス・ヘムズワースの吹き替え版で知られ、アニメーション映画『GODZILLA 怪獣惑星』(11月17日)が控える三宅健太、ゴッホの最後を診たガシェ医師の娘・マルグリット役にテレビアニメ「ONE PIECE ワンピース」や「ソードアート・オンライン」の伊藤かな恵、ポール・ゴーギャン役に落合福嗣らが決定している。(編集部・石井百合子)