鳴り響く太鼓!『マッドマックス』の音楽はこうして生まれた!裏側大公開
ドキュメンタリー映画『すばらしき映画音楽たち』から本編映像が公開され、ヒット作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の打楽器の迫力満点のスコアがどのように生まれたのかが明らかになった。
【動画】『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の映画音楽ができるまで
本作は、『E.T.』『007』『ロッキー』『タイタニック』をはじめとした映画を彩る名曲の数々がいかにして生まれたかをひもとくドキュメンタリー。今年のカリコレ2017で全回満席となるヒットとなったことを記念して、シアター・イメージフォーラムでの凱旋公開が急きょ決定した。
ジョン・ウィリアムズ(『スター・ウォーズ』『ジュラシック・パーク』『ハリー・ポッター』など)、ハンス・ジマー(『ライオン・キング』『パイレーツ・オブ・カリビアン』『ダークナイト』など)、ダニー・エルフマン(『シザーハンズ』『チャーリーとチョコレート工場』『スパイダーマン』など)ら名作曲家たちの貴重なインタビュー映像から成る本作から、今回公開されたのは『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のジャンキー・XLの作曲過程だ。
ジャスティン・ティンバーレイクやアヴリル・ラヴィーンなど世界的に有名なアーティストのリミックスでも知られるジャンキー・XLが、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に費やしたのは7か月。「シーンを貫くリズムを見つけ出そうとした」「さまざまな打楽器を試しまくった」と語る彼が、「ユニークだった」という収録場面を惜しみなく披露している。(編集部・市川遥)
映画『すばらしき映画音楽たち』は10月7日よりシアター・イメージフォーラム他にて全国順次公開