デヴィッド・リンチの少年時代が明らかに!ドキュメンタリー2018年1月公開
現在、WOWOWで放送中の「ツイン・ピークス」新シーズンも話題の、奇才デヴィッド・リンチ。彼自身が幼少期から映画監督になるまでを語るドキュメンタリーが、『デヴィッド・リンチ:アートライフ』の邦題で2018年1月27日より公開されることが決定した。
【動画】デヴィッド・リンチのイケメン青年時代も!『デヴィッド・リンチ:アートライフ』予告編
映画監督のみならず、絵画、写真、音楽などさまざまなアート活動を続けるリンチ。本作では、アメリカの田舎町で家族と過ごした幼少期、あふれ出る創造力を持て余し憂鬱だった学生時代、後の『マルホランド・ドライブ』(2001)の美術監督である親友ジャック・フィスクとの友情、生活のために働きながら助成金の知らせを待った日々、そして、当時の妻ペギーの出産を経て製作した1976年の『イレイザーヘッド』に至るまでをリンチ自身が語り明かす。
予告編映像ではリンチの少年時代や青年時代(イケメン!)の姿が映し出されるとともに、ハリウッドの自宅兼アトリエにいるリンチが「あの頃僕の世界はとても小さかった。近所の数ブロックに全てがあった」と回想。「僕は絵を描きたかった」「ほとんど制御不能」「物語を考えずにいられなかった」「病と腐敗、恐怖が垂れ込めている街 僕にとってとっても良かった」と生まれ育った街での記憶を思い返し、自身のルーツを遡っていく。(編集部・石井百合子)
『デヴィッド・リンチ:アートライフ』は1月27日より新宿シネマカリテ、アップリンク渋谷ほか全国順次公開