「ひよっこ」俳優・磯村勇斗、朝ドラ後の変化を実感
有村架純が主演したNHK連続テレビ小説「ひよっこ」でヒロインのみね子と恋に落ちる見習いコックのヒデこと前田秀俊を演じた俳優の磯村勇斗が14日、都内で行われた「磯村勇斗 2018年版カレンダー」発売イベントに出席。2017年は「ひよっこ」の年だったと振り返り「地方に行くと声をかけてくださるようになりました」と周囲の変化を語った。
本カレンダーは、磯村がプロデュースして全ページ完全撮りおろしを敢行したもの。季節ごとに様々な表情を魅せる内容になっており、磯村は「季節感が大事だったので、衣装やロケーションはよく話し合いながら決めましたし、色々な表情をしたいと思ったのでめくるごとに違う表情が見られるように作りました」と紹介した。
2017年は「ひよっこ」を経て周囲の変化も感じたそうで「(撮影を終えて)僕自身が何か変わったとは感じていないですけど、(周りの人が)応援してくださるのは感じています。地方に行くと声をかけてくださるようになりましたし、SNSのコメントやフォロワーなども増えましたので、そういう意味で『ひよっこ』の効果は大きいと実感しました」とコメント。続編の期待には「もちろん僕自身もやりたいです」と声を弾ませ「物語のあの先が早く観たいので、もしやるというのであればぜひ参加させていただきたいと思っております」と目を輝かせた。
そんな今年一年を漢字一文字でと問われると「『知る』の『知』ですね」と答えた磯村。その理由には「たくさんの人に知っていただいたということもありますし、あれだけの大先輩方の中で仕事をさせていただいて自分の未熟さも伸ばすべきところも知ることができましたので、知っていただくと共に知ることのあった年でした」と話していた。(取材・文:中村好伸)
「磯村勇斗 2018年版カレンダー」は発売中