悲劇…ウディ・アレン監督、ワインスタインのセクハラ疑惑にコメント
大物プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインが、約30年にわたって女優などにセクハラ行為をしていた疑惑について、ウディ・アレン監督は「悲しい出来事だ」とコメントしたと BBC News が報じた。
アレン監督は、ワインスタインのセクハラ行為については何も知らなかったと述べた上で、「ハーヴェイ・ワインスタインの今回の件に関係しているすべての人たちに対して、非常に悲しみを覚える。巻き込まれた気の毒な女性たちにとっては悲劇であり、人生がめちゃくちゃになってしまったハーヴェイにとっても悲しい出来事だ」とコメントしている。
アレン監督とワインスタインは、『誘惑のアフロディーテ』や『ブロードウェイと銃弾』など、多くの映画でタッグを組んできた。
アレン監督自身、交際関係にあったミア・ファローとの間に迎えた養女ディラン・ファローへの性的虐待疑惑が報道された過去がある。疑惑についてアレン監督は、一貫して否定している。(鯨岡孝子)