山崎賢人が考案!“省エネ男子”の推理ポーズ
山崎賢人と広瀬アリスをW主演に迎え、米澤穂信の学園ドラマ小説を映画化した『氷菓』で、主人公“省エネ男子”折木奉太郎の推理ポーズを山崎が考案していたことがメイキング写真とともに明らかになった。
何事にも深入りしない省エネ男子(山崎)と、何かといろいろなことに首を突っ込みたがるお嬢様(広瀬)が、廃部寸前の古典部で出会い、学園に隠された謎を解明していく学園ミステリー。そんな本作は、熱狂に乗り切れない人間の話として奉太郎視点で描かれ、日常に潜む謎を解明していく古典部員たちの推理シーンでは様々な工夫が施されているのだという。
主演の山崎もアイデアを数多く出し、その中で採用された代表的なものが、すでに公開された予告編にも含まれている奉太郎の推理ポーズ。奉太郎が推理中に前髪を触るしぐさは、山崎がメガホンを取った安里麻里監督と共に考案したそうで、この推理シーンは山崎自身も印象に残っていると語っているように、彼の周りをカメラが360°ぐるぐると回って撮影された。
また、原作を読んでいる感覚で、映画を観てほしいという安里監督の思いから、映画は章立て構成され、タイトルを全て縦書きの手書き文字で演出。原作の持つ魅力を表現、文章を映像化するための工夫として、重要な役割を担った“文字”はなんと山崎直筆のものが使用されているとのことで、細部にまで注目したい一作だ。(編集部・石神恵美子)
映画『氷菓』は11月3日より全国公開