え、そっち!?「ドクターX」MVP&笑ったと大反響のダークホース
第5シリーズも高視聴率をキープしている米倉涼子主演のドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」第3話が26日に放送されたが、なんと今回は意外な出演者がファンの関心をかっさらった。SNSなどの視聴者の投稿では「幼稚園児が『十万は無理だ…』ってセリフを言うドラマ、初めて見たw」「じわじわくる」「面白すぎるww」という声が多く上がっている。
肺に腫瘍を抱える幼稚園園長の患者(平田満)、彼を担当していた外科副部長・猪又孝(陣内孝則)、そして園長の病状に疑念を抱く大門未知子(米倉)の3人を中心に、セカンドオピニオンなどについて描かれた第3話。第5シリーズでは第1話と第2話で、大地真央、野村周平とメインどころかと思われていた出演陣が相次いで退場する展開が続いたため、ファンからは今度は陣内ふんする猪又が……と危惧されていたが、続投する流れになったことで「誰も辞めなかった!」「消されるとばかり思ってたけど……良かったよ」と安堵する声も。
だがそんな第3話で注目を浴びたのが、患者の運営する幼稚園の園児役の子役。「ドクターX」は、時事ネタなども取り入れたセリフ回しや役者たちのアドリブでも人気のドラマだが、同話を観た視聴者からは「表情良すぎwww」「本当のラスボスはメロンおじさんより、幼稚園児だった」「笑った」と大反響。
劇中で園児は、病院に駆けつけ未知子に向かって「園長先生の手術をしろ」と要求するも、10万円以下は受け取らないと主張する未知子にあしらわれるという役どころだったが、その際に「悪徳医者め……10万円は無理だ」と深刻な顔を浮かべる幼稚園児のギャップのある演技がファンの心をつかんでしまったよう。「可愛すぎて頭から離れない」「もう子役ですらアドリブしてんじゃないか」「今日は園児たちがMVPだね!」等のコメントが寄せられていた。またラストには未知子が所属する神原名医紹介所の所長神原晶(岸部一徳)と一緒に園児が、岸部もいたバンド「ザ・タイガース」の楽曲「シーサイド・バウンド」を歌うという展開もあり、最後まで彼らにくすっとさせられてしまったようだ。(編集部・井本早紀)