『007』クリストフ・ヴァルツのカムバックならず!
映画『007 スペクター』でジェームズ・ボンドの宿敵である犯罪組織スペクターの首領役を務めたクリストフ・ヴァルツが、『007』シリーズの新作にはカムバックしないことをイタリアの映画サイト Talky! Movie に認めた。
6代目ジェームズ・ボンドのダニエル・クレイグが、降板騒動から一変、再び主演を務めることになったシリーズ第25弾にあたる最新作。一時はクリストフが続投するとの報道もあったが、どうやらカムバックしないようだ。
『007』シリーズでは、犯罪組織スペクターの首領を同じ俳優が演じているケースがまれであることから、「いや、ごめん。本当に悲しいけど、そういう伝統なんだ。新しい名前がね……」と説明し、「僕も再演したかったよ」とコメント。クリストフの発言から察するに、ほかの俳優が同役を務める可能性が高そうだ。
まだまだ詳細が明らかになっていない本作だが、ダニエルは『ブレードランナー 2049』のドゥニ・ヴィルヌーヴを監督に推薦したり、最年長ボンドガールとして話題を呼んだモニカ・ベルッチの続投を望んでいると伝えられている。2019年11月8日全米公開予定。(編集部・石神恵美子)