11月3日を「ゴジラの日」に制定!人気声優・花澤香菜も感激!
日本が世界に誇るモンスター『ゴジラ』は、1954年11月3日に初公開されたが、この日が「ゴジラの日」に制定されることが、同日に歌舞伎町シネシティ広場で開催された「ゴジラ・フェス 2017」内で発表された。
ゴジラ生誕を祝う史上初のフェスイベント「ゴジラ・フェス 2017」内に設置された特設ステージでは、ゴジラ史上初の長編アニメーション映画『GODZILLA 怪獣惑星』公開記念トークイベントが行われ、瀬下寛之監督と、ユウコ・タニ役の声優・花澤香菜が登壇。このたび「ゴジラ」を製作する東宝株式会社が制定した「ゴジラの日」が、一般社団法人日本記念日協会より正式認定されることが決定し、制定セレモニーが行われることとなった。
「すごい! 皆さんが見ている前で授与式ができるなんて。光栄です」と興奮気味の花澤に対して、瀬下監督も「こんな日に立ち会えるなんてすばらしい。うれしいです」と感無量の表情。「日本記念日協会も26年間やってきましたが、この『ゴジラの日』は過去最多のアクセス数でした」と反響の大きさを語る日本記念日協会代表理事の加瀬清志氏は、花澤に登録証を授与した。
前日には『GODZILLA 怪獣惑星』の完成披露試写会が行われたばかりだが、「昨日はあまりにも感激してしまって、ついつい飲んでしまい、意識が少し飛んでしまいました」と明かす瀬下監督。その理由として「この『ゴジラ』のプロジェクトは極秘性が強かったので、飲んだ勢いでツイッターにでも書いてしまったら大変。僕は心が弱いので、そこから2年数か月にわたって禁酒していました」と説明しつつも、「(本作はアニメ版3部作の第1章であるため)これから第2章、第3章と続きますが、虚淵玄さんのストーリーが本当に面白くて。しゃべらないようにしなくては」と気を引き締めなおしている様子。「これからユウコは苦しめられるんですけどね」と今後の展開をほのめかす花澤に、瀬下監督は「ユウコは大活躍するということ。それはつまり収録が大変だったということですけどね」と笑顔で付け加えた。
続けて「わたしの弟が怪獣図鑑を持っていて。ミニラというゴジラの息子がすごくわたしに顔がそっくりだと思って。それで親近感を覚えたのもあります」とゴジラ映画への思いを語った花澤は、「それと最近だと『シン・ゴジラ』も面白く観ました。だから昨日、(本作の完成披露試写会にサプライズゲストで登場した俳優の松尾諭が披露した)『まずは君が落ち着け!』を聞かせていただいて」と感激の表情。瀬下監督も「僕も生水ドンを見て感動しました。本当は僕もやってほしかったけど、言い出せなかった」と笑いながら続けた。
この日の会場内には、前日の完成披露試写会に来場した観客もちらほら。「映画、面白かったですよね!」と呼びかける花澤に笑顔でうなずく観客たちの姿を見て、「そうなんです! 面白いんです」と満足げな表情を見せる花澤だった。(取材・文:壬生智裕)
映画『GODZILLA 怪獣惑星』は11月17日より全国公開