「ロード・オブ・ザ・リング」テレビドラマ化が進行中!
『ロード・オブ・ザ・リング』3部作として映画化もされたJ・R・R・トールキンのファンタジー長編小説「指輪物語」が、テレビシリーズ化されることになりそうだ。米ワーナー・ブラザース・テレビジョンとトールキン財団が話し合いを進めているところだと The Hollywood Reporter などが報じた。
話し合いは始まったばかりで現在は権利関係についてがメインであり、まだ脚本家探しの段階にすら至っていないとのこと。しかし、話し合いにはアマゾン・スタジオも加わっており、このままいけばテレビシリーズはアマゾンで配信されることになる。ワーナーとアマゾンはコメントしていない。
「指輪物語」は、恐ろしい闇の力を秘めた指輪をめぐり、ホビット族や魔法使いたちが繰り広げる壮大な冒険を描いたファンタジー巨編。ピーター・ジャクソン監督がメガホンを取った映画版ではイライジャ・ウッド、イアン・マッケラン、ヴィゴ・モーテンセン、オーランド・ブルームらが出演し、完結編『王の帰還』は第76回アカデミー賞で作品賞など11部門受賞(歴代最多タイ)を果たした。テレビシリーズとなれば、一層壮大な物語となることだろう。
ワーナーとトールキン財団は今年7月、5年にわたる『ロード・オブ・ザ・リング』およびその前日譚『ホビット』3部作のライセンス訴訟で和解したばかりだった。(編集部・市川遥)