山田孝之&長澤まさみ10年ぶり映画共演!『銀魂』福田監督、王道ラブストーリー初挑戦
山田孝之と長澤まさみが2007年公開の『そのときは彼によろしく』以来、10年ぶりに映画で共演することが明らかになった。タイトルは『50回目のファーストキス』で、映画『銀魂』や山田主演のドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズなどの福田雄一監督が初めて挑む王道ラブストーリーとなる。
本作で山田が演じるのは、ハワイのオアフ島でツアーガイドとして働きながら天文学の研究をしているプレイボーイの大輔。ある日、大輔はカフェで明るくて魅力的な女性・瑠衣(長澤)と出会って意気投合。次の日も会うことにするのだが、翌朝会った瑠衣は大輔のことを覚えていない。瑠衣はかつて事故に遭い、新しい記憶が一晩でリセットされてしまうという後遺症を抱えていたのだ。大輔は毎日初対面の瑠衣をあの手この手で口説き落とし、ふたりは毎日ファーストキスを繰り返すことになり……。
福田監督が書き上げた脚本について山田は「脚本を読む度に、こんなに笑って、こんなに泣いたのは初めてではないだろうか。ラブストーリーとして素晴らしく感動的で、コメディーとして素晴らしく面白い」とコメント。「完成作を観た時も涙が止まらないことが想像できる」とし、「劇場を後にする際、我々は思うだろう。『福田雄一に泣かされたことが少し納得いかない』と」と語っている。
一方の長澤は、「瑠衣は、家族を大切にし、人に対しても優しく接することができる絵に描いたような大和撫子のような人ですが、一方でたくましさも持ち合わせるユーモアのある人です」と自身の役どころについて説明。「山田さんとは10年前に映画でご一緒させていただいてから共演する機会がほぼなかったので、再共演できることがとても嬉しい気持ちでいっぱいでした」と続けている。
今作でラブストーリーに初挑戦した福田監督は「ギャグコメディーばかりやってきたこのチームでラブストーリーをやってるだけで新鮮で楽しくて仕方ないんです」と約1か月に及んだハワイでの撮影を振り返り、「笑えますし、しっかりとラブストーリーとして仕上げました」と自信をのぞかせている。(編集部・海江田宗)
映画『50回目のファーストキス』は2018年6月1日より公開