ヒュー・グラントついに来年日本へ!約8年ぶり来日決定!
イギリスを代表する人気俳優ヒュー・グラントが、ロングセラー児童小説を実写映画化した話題作の第2弾『パディントン2』をPRするため、来年1月中旬に来日することが明らかになった。
『ノッティングヒルの恋人』『ブリジット・ジョーンズの日記』『ラブ・アクチュアリー』など、“ラブコメの帝王”として女性ファンから絶大な人気を誇るヒュー。昨年、東京国際映画祭オープニング作品『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』でメリル・ストリープと日本を訪れる予定だったがキャンセルとなり、今回が『噂のモーガン夫妻』(2010)以来、約8年ぶり7度目の来日となる。
『パディントン2』は、ロンドンで見知らぬ家族に拾われた、紳士で愛らしいクマ・パディントンの冒険を描いた作品。前作に引き続き、『007』シリーズのQ役などで知られるベン・ウィショーがパディントンの声を担当。パディントンを保護するブラウン一家の大黒柱ヘンリー役のヒュー・ボネヴィルや夫人役のサリー・ホーキンスも出演する。
ヒューが演じるのは、チャーミングだがうぬぼれ屋で、現在は落ちぶれてしまった大物俳優フェニックス・ブキャナン。現地時間5日に原作生誕の地ロンドンのBFIサウスバンクで開催されたワールドプレミアに出席したヒューは、過去の栄光にすがり、若かりし頃の写真を部屋にたくさん飾っているというブキャナン役について、「自分の写真がたくさんあって気になりましたか?」と質問されるも、「いや、全くだよ。自分の家も自分の写真で溢れているから」と小粋なジョークで返答。57歳でも健在のキラースマイルを見せつけた。
会場では、パディントンのトレードマークである赤い帽子にブルーのダッフルコートの温かいカラーを基調としたカラフルな提灯やバンドステージ、スチームオルガンなど、移動遊園地をイメージした空間を演出。ワインレッドのカーペットに、白いスタンドカラーシャツに濃いグレーのコートを合わせたベンが登場すると、会場は黄色い声援に包まれる。ヒューとの来日は叶わなかったが、日本に向けて「とても素晴らしい、気持ちの高まる映画なので、ぜひお楽しみください」とメッセージを送った。
今回はヒューと共に、初の日本訪問となるボネヴィル、『ハリー・ポッター』シリーズでも知られる名プロデューサーのデヴィッド・ハイマン、そして監督のポール・キングも来日。ジャパンプレミアでは、松坂桃李、古田新太ら日本語吹き替え版キャストと対面する予定だ。(編集部・入倉功一)
映画『パディントン2』は2018年1月19日より全国公開