72時間テレビで見えた、香取慎吾“司会力”への評価
稲垣吾郎・草なぎ剛・香取慎吾が出演したAbemaTVの番組「稲垣・草なぎ・香取3人でインターネットはじめます『72時間ホンネテレビ』」は、その日のトレンドを複数獲得するなどインターネット番組の可能性を見せる結果になったが、その一方で香取の司会力・進行力を評価する声も高まっている。
「欽ちゃんと司会してるだけあってまとめるの上手いね」「慎吾の仕切りが頼もしい」「慎吾ちゃん進行頑張ってる」「香取がこんな司会回せるとは思えなかった」。
放送中に流れた、視聴者からのコメント。確かに番組がスタートした2日の企画の時点から、香取が番組の手綱を握っている場面は多かった。企画ごとにお笑い芸人が登場し進行も担当することもあったが、グランドフィナーレとなった72曲生ライブも3人の中で司会を務めたのは香取だった。
だがもちろん稲垣や草なぎも司会が全くできなかったからというわけではない。稲垣は「ほんとにあった怖い話」「ゴロウ・デラックス」、草なぎは「僕らの音楽」「『ぷっ』すま」などそれぞれ番組を抱えていたこともある。しかし香取は、「香取慎吾の特上!天声慎吾」「SmaSTATION!!」「おじゃMAP!!」などバラエティー色がより強い番組や生放送番組を多く経験。香取の“司会力”の安定感は、視聴者にも伝わるところがあったようだ。
番組中、共通のファンサイト「新しい地図」はグループではなく、これからの活動はあくまでも個々でやっていくことを明言した3人。これからさらにそれぞれの方針を決めていく中で、今年も「欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞」の司会が決定している香取は、その道も見据えつつあるのかもしれない。(濱島裕)