『銀魂』続編、来夏公開へ!
映画『銀魂』の続編が2018年夏休みに公開されることが決定した。16日に都内で行われた『銀魂』ブルーレイ&DVDリリース記念トークイベントの場で発表されたもの。イベントには小栗旬と福田雄一監督が登壇し、MCから続編決定が伝えられると、集まったファンは大喜び。小栗は主人公の特徴的である“銀髪”にすることを嫌がり、「出番を少なくしてほしい」と渋りながらも、「皆さんに楽しんでもらえるものを作りたい」と意欲も見せた。
【写真】完成度高すぎと話題を呼んだ『銀魂』キャラビジュアル一覧
映画『銀魂』は、累計発行部数5,100万部を超える空知英秋の同名漫画を実写映画化した痛快アクションエンターテインメント。パラレルワールドの江戸末期を舞台に、宇宙一バカで熱い侍・坂田銀時(小栗)が仲間を守るため、かつての同志と熾烈な争いに身を投じるさまを、菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、吉沢亮ら豪華キャストが共演し、ギャグ、パロディー、アドリブ満載で描き、2017年の邦画実写映画No.1(11月7日現在)、最終興行収入38.4億円の大ヒットを記録した。
その続編の発表を聞いて盛り上がる会場に、福田監督は「良かったです。客席を見た時に『やんないで』みたいな顔されたら(どうしようと思ったけど)、わりとみなさん喜んでくれているみたいで非常に良かったです」と安堵の表情。また、「夏くらいから台本を書けと言われていたけど全然書けなくて。この夏やったミュージカル(『ヤングフランケンシュタイン』)の主演俳優が結構手のかかる人だったので」と小栗をいじりつつ、「でも台本もようやく書けて、僕的に満足できる脚本があがったので、ぜひ来年を楽しみにしていてほしいと思います」とコメント。さらに、最新情報は12月16~17日に開催される「ジャンプフェスタ2018」にて「何かしら言えるのではないかと思います」と期待をあおった。
一方の小栗は、「続編が決まったそうで、なるべく自分の出番が少ないといいなと思っています」となぜか浮かない顔で、「『銀魂』はかなり豪華な出演者ですし、面白い話がいっぱいあるので、ぜひ福田さんが銀ちゃんがあんまり出なくていい話を選んでいただけるといいなと思っています」と素直な思いを吐露。というのも、「本当にしたくないんですよね~」と嘆くほど銀髪が嫌だそうで、「銀髪にすると(髪が痛んで、その後)ほぼ切らなきゃいけない」と前作撮影時の苦労を打ち明けると、「来年は長めの髪で勝負したいと思っていたのに、自分のプランと変わってきちゃった」とも話し、ファンの笑いを誘っていた。(取材:錦怜那)
映画『銀魂パート2』(仮)は2018年夏休み公開