ニック・ノルティがハリウッド殿堂入り!
映画『サウス・キャロライナ/愛と追憶の彼方』『白い刻印』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたニック・ノルティが、ハリウッド殿堂入りを果たす。式典を主催する Hollywood Chamber of Commerce によって明らかになった。
式典は11月20日(現地時間)に開催される予定。『ジェーン』『ザ・コンサルタント』のギャヴィン・オコナー監督がゲストスピーカーとして参加する。
ニックは1941年にネブラスカ州オマハで生まれ、俳優になる前は大学のアメリカンフットボール選手だった。俳優を志すようになり、カリフォルニア州の劇場パサデナ・プレイハウスでキャリアをスタート。ステラ・アドラー・アカデミーで演技を学んだ後、伝説のテレビミニシリーズ「リッチマン・プアマン/青春の炎」でブレイク。エミー賞やゴールデン・グローブ賞にノミネートされ、お茶の間の顔として一躍世間から注目された。
映画界にも進出し、『48時間』シリーズなどのヒット作から、『ロレンツォのオイル/命の詩』『シン・レッド・ライン』『ホテル・ルワンダ』など数々の秀作に出演。幅広いジャンルをこなす演技派として地位を確立していった。ニックが殿堂入りを果たすのは、2,623番目。
ニックは現在、ティム・ロスと共演する『ザ・パドレ(原題) / The Padre』の公開を控えている。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)