ムロツヨシ、おっさん赤ちゃん役声優に!芳根京子&山寺宏一&宮野真守と『ボス・ベイビー』
中身はおっさんの赤ちゃんが活躍する映画『ボス・ベイビー』の日本語吹き替えキャストが発表され、ムロツヨシと芳根京子がメイン声優を務めることが明らかになった。二人とも吹き替えキャストは初挑戦。本編映像ではさっそくムロによる、見た目キュートなのにかわいくない“ボス・ベイビー”の声も披露されている。
【映像】本当に初挑戦!?ムロツヨシ&芳根京子の吹き替えシーン
全米ベストセラー絵本「あかちゃん社長がやってきた」(講談社刊)にインスパイアされ、『マダガスカル』シリーズのトム・マクグラスが監督を務めた本作は、ボス・ベイビーと、突如弟とした現れた彼に振り回される7歳の少年ティムの物語が展開。ユニバーサル・スタジオ、ドリームワークス・アニメーションの初のコラボ大作として本国では大ヒットし、すでにパート2の制作が決定している人気のある作品だ。
ムロはボス・ベイビー、芳根はティムの声をそれぞれ担当。また大人になったティム役の声は宮野真守、兄弟の両親が務める会社のCEOフランシス・フランシス役の声は山寺宏一が務めるとのこと。
ムロはボス・ベイビー役に「吹き替えのお仕事はいつかしたいと思っていたのですが、まさか赤ちゃんの役をやれるとは思っていなかったので、オファーを頂いて嬉しくて飛び上がりましたね」と大喜び。おっさん時と赤ちゃん時の演じ分けには「やりがいがあると思いました」とのこと。一方の芳根は、「ボス・ベイビーを演じるムロさんの声を聞きながらやると、台本を読んで自分で想像するボス・ベイビーよりもずっと面白くて本当に笑ってしまうし、ボス・ベイビーがすごく愛おしく感じられます。一緒にやらせて頂けて幸せです」と語っていた。(編集部・井本早紀)
以下吹き替えキャストコメント
■ムロツヨシ
吹き替えのお仕事はいつかしたいと思っていたのですが、まさか赤ちゃんの役をやれるとは思っていなかったので、オファーを頂いて嬉しくて飛び上がりましたね。
ドラマや映画のように自分の間でお芝居できる俳優の仕事と違って、アニメーションの“ボス・ベイビー”本人のお芝居に合わせなければいけないのですが、「赤ちゃんだけど、おっさん」の時と「おっさんだけど、赤ちゃん」の時の二つが交互に来たり、所々出たりするお芝居はやりがいがあると思いました。見た目(赤ちゃん)でのお芝居は出来ないですから、見た目をお借りして、新しい自分の芝居ができる、楽しくやれるというところがいい仕事だなと思いました。僕と芳根京子ちゃんとの最初の共演は「教え子」、先生と生徒だったので。まさか兄弟で私が弟やる日が来るとは思いませんでしたから楽しみです。
■芳根京子
世界中で大ヒットしている作品の吹き替えをオファーされたときは、本当にびっくりしました。普段ドラマや映画をやらせて頂く中で、7歳の男の子の役を出来る機会はないので、すごく新鮮でしたし、こういうチャンスを頂けて嬉しく思っています。
画面に合わせて声を出すというのは、タイミングを意識すると感情が入らなかったりしてすごく難しくて、実際にアフレコしているときは、自然に手が動いたりしていました。声だけで表現すると言っても、身体って動いちゃうものなんだなと今回改めて感じたので、全身を使ってティムという男の子を演じていきたいと思っています。ボス・ベイビーを演じるムロさんの声を聞きながらやると、台本を読んで自分で想像するボス・ベイビーよりもずっと面白くて本当に笑ってしまうし、ボス・ベイビーがすごく愛おしく感じられます。一緒にやらせて頂けて幸せです。
■宮野真守
まずタイトルをお聞きして、「どういう事だ!?」と、とても興味を惹かれました(笑)そして、内容を知り、あまりにも斬新すぎる設定に驚きを隠せませんでした。
「ボス・ベイビー」がめちゃめちゃ可愛いのに、渋くてカッコよすぎる!(笑)コミカルな演出についつい笑い、赤ちゃんの可愛さにホッコリして、シリアスなストーリー展開にハラハラして、最後には「人」としての大きな「愛」に触れられる、とってもステキな映画です!
僕自身、今この映画に出会えて、本当に幸せでした。子供の頃に抱いていた思い、大人になってから感じる思い。共感できるところがたくさんあります。「家族の愛」のかけがえのなさに触れ、誰かを抱きしめたくなる映画、誰かに抱きしめられたくなる映画です。是非、大切な誰かを心に抱いて、ご覧ください!
■山寺宏一
なんたって、可愛い赤ちゃんの中身がオッサンなんですから、ギャップがたまりません!
何から何まで、いちいち面白い!笑えて、オシャレで、ちょっぴり毒もあるけど感動しちゃう!さすが『シュレック』を生み出したドリームワークスのアニメーション!
さんざん笑って、ホッコリして、新陳代謝が良くなる映画です。心冷え性の方にオススメします!少子化対策にもなるかも。