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9頭身モデルの中条あやみ、女優としての悩み

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モデルと女優の違いに悩む……。
モデルと女優の違いに悩む……。 - 写真:尾藤能暢

 驚くほど長い手足と小顔を持ち、9頭身という抜群のスタイルでモデルとして活躍し、女優としても注目されている中条あやみが、その理想的なスタイルゆえの意外な悩みを打ち明けた。

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 現在20歳の中条は、雑誌の専属モデルとして多くのファンを持つ一方で、セーラー服姿で街を疾走する清涼飲料水のCMや、清楚な中にも色気を感じさせるアイスクリームのCMなどが話題だ。さらにテレビ番組「another sky-アナザースカイ-」でMCも務めるなど、多岐にわたって活動している。最近では『セトウツミ』『チア☆ダン ~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』など映画出演も増えており、女優としての注目度も高い。

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 そんな彼女が、主演として美しい歌声を披露しているのが映画『覆面系ノイズ』。幼馴染をいちずに思うがゆえに、自分を思い続けてくれている男子の気持ちに気が付かない天然系ヒロインを演じている。モデルの仕事との違いについて、「人より体を動かさないことを意識してお芝居しています」という変わった工夫を挙げた。体のバランスが問題で、普通に演技してもスクリーンで大げさに見えてしまうことが理由だ。さらに、「わたしは寄りの画(アップショット)が多いんです」と自己分析し、それは、「引きの画(ロングショット)だと表情がわかりにくくなるから」という結論に達したという。それも、両手で隠れてしまうほど頭が小さすぎるからだろう。

 モデルとして大きな武器になっていた長い手足と小顔が、女優としては必ずしも長所ではないことを思い知ったという中条。モデルの仕事は自身を美しく見せることが大切であった一方、女優は今までの価値観が通用しない世界だ。そんな女優業について「感情を爆発させるシーンのときはどんなに不細工でもかまわない」と覚悟を見せる。圧倒的な美少女から普通の女子高生、スポ根青春ものも天然系ラブストーリーも演じ切る中条が、次に展開するのはどんな世界なのか。伸び盛りの美少女から目が離せない。(取材・文:早川あゆみ)

映画『覆面系ノイズ』は全国公開中

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