清水富美加、出家後初映画のビジュアル公開
宗教団体「幸福の科学」に出家し、法名「千眼美子(せんげんよしこ)」として神のために生きることを宣言した女優の清水富美加(以下、千眼)の映画復帰作『さらば青春、されど青春。』の公開が2018年初夏に決定したことが発表され、ティザービジュアルがお披露目された。
幸福の科学出版による本作の製作総指揮は「幸福の科学」の総裁である大川隆法が担当しており、大川宏洋が主人公、千眼がヒロインを演じる。今回のビジュアルには「あなたを信じて、ほんとうによかった」という言葉が笑顔を見せている額田美子(千眼)と彼女を見つめる主人公・中道真一(大川)の間に書かれており、「せつなくて、神秘的で、胸があつくなる 誰も描けなかった青春と恋のストーリー」というコピーも添えられている。
千眼は撮影を振り返り「とても難しい役でした。何とか役のイメージに近付けようと頑張りました!」とコメント。「愛しているからこそ、自分にとって辛い選択ができる、そんな健気な姿を観てほしいです」とメッセージを送り、「この役を演じてみて、自分の青春を振り返りつつ、そこから旅立って一歩ずつ進めていくことが、過去も現在も未来も輝かすことになるのかなぁ、なんてことを思いました。千眼美子として初めての映画作品、お楽しみにです!」と語っている。
千眼が主題歌「眠れぬ夜を超えて」の歌唱にも挑戦している今作。テレビドラマ「教師びんびん物語」などの演出を手がけてきた経歴を持つ赤羽博監督がメガホンを取っており、ビートきよし、木下ほうか、野久保直樹らも参加している。(編集部・海江田宗)
【映画『さらば青春、されど青春。』あらすじ】
昭和50年代の東京。故郷を離れ、名門大学に進学した中道真一は、朴訥(ぼくとつ)とした真面目な努力家。志を高く持って勉学にいそしみ、大手商社に就職する。将来を嘱望され、エリートの道を進んでいたが、真一には誰にも言えない秘密があった。学生時代に霊的覚醒を体験してから、神々とのコンタクトが続いていたのだ。そんなある日、運命の出逢いが訪れる。同じ会社に勤める、都会的で洗練された女性・額田美子……。惹かれあう二人には、ある試練が待ち受けていた。現実と霊的現象の葛藤のなかで、真一が最後に選びとった答えとは。
映画『さらば青春、されど青春。』は2018年初夏に全国公開