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M-1審査員が見た、本当のとろサーモン久保田!王者の礼節

念願のM-1で優勝したとろサーモン
念願のM-1で優勝したとろサーモン

 昨夜テレビでも生放送された漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2017」で、審査員の1人だった春風亭小朝が4日に自身のブログを更新し、テレビでは放送されなかった舞台裏のエピソードや、優勝したお笑いコンビのとろサーモン・久保田和靖の真の姿についても明かした。

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 13年ぶりに審査員を務めた小朝は、「本番直前の顔合わせで審査員の皆さんがこれほど緊張していたのは初めてです」と審査員たちも張り詰めた状態で審査していたことを振り返る。そして「ここだけの話をひとつ」と彼は前置きすると、決勝戦後のエピソードをポロリ。

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 決勝戦の投票後のCM中に司会の今田耕司が、観客に「長時間お付き合い下さいましてありがとうございました」とお礼を述べた時、「1人だけ深々と頭を下げた人がおりました」という。また「今日はいいお客さんに皆も助けられました」という言葉にも、「その人が何度も大きく頷いた」とのこと。それが「とろサーモンの久保田さん」だった。

 「この部分はOAされていませんので、M-1に出られたことや、やりやすくしてくれたお客さんに対して本当に感謝していたんだと思います」と久保田の姿に感動したという小朝。そのほかにも決勝に残った3組だけでなく、決勝に残れなかったジャルジャル、「キングオブコント2017」で優勝したかまいたちについて触れた。

 優勝候補のミキ和牛と緊張感が続く中、ネタの前にCMが入ってしまったジャルジャルについては「クジ運が悪くてちょっと気の毒でしたね」とコメントしつつ、「それをあそこまでもっていけるのはジャルジャルさんの実力です」と称賛。また密かに期待していたというかまいたちについては、「ネタは自分たちの最大の武器は何かということを忘れて闘っていた気がしました」と厳しく評価。「ネタがはまると破壊力があるだけにすごく残念」と、M-1の舞台がいかに厳しい闘いであるかを伝えていた。(編集部:梅山富美子)

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