北村匠海、重圧で体調不良に『キミスイ』撮影の裏側
今年7月28日に公開され、興行収入34億円を突破するヒットを記録した映画『君の膵臓をたべたい』で浜辺美波とともに主演を務めた北村匠海が、今だから言える話として、重圧により体調不良に陥っていたことを告白した。
本作は、若い女性層を中心に“泣ける小説”として口コミが広がりベストセラーとなった住野よるの小説を映画化。膵臓の病で余命わずかな女子高生・山内桜良と、偶然から彼女の病を知ることとなる“僕”の密やかな交流を描いた青春ラブストーリー。死の恐怖と闘いながらもはつらつと振る舞うクラスの人気者、桜良に浜辺、彼女との出会いから成長していく内気な“僕”を北村が演じた。
先ごろ、本作のBlu-ray&DVD(豪華版)特典映像としてメイキングハイライトビジュアルコメンタリーの収録が行われ、北村は「初主演の重圧で、クランクインから1週間くらいは、めちゃくちゃ体調が悪かった」と当時の苦境を吐露。浜辺も緊張で胃を痛めていたと言い、普段はよく食べる方だが「“私なのに”、ご飯が(喉を)通らなかった」と明かした。
中には浜辺が、桜良の親友・恭子(大友花恋)が“僕”に抱く嫉妬心について「すごく共感出来た。恭子の気持ちはとても良くわかる」と話し、月川翔監督を驚かせる場面も。北村も「男子としては全く理解出来ない(感情)」と続けていた。そのほか、コメンタリーには北村の号泣シーンの裏側なども収められている。(編集部・石井百合子)
『君の膵臓をたべたい』Blu-ray(豪華版2枚組6,700円・通常版4,700円)、DVD(豪華版2枚組5,800円・通常版3,800円※いずれも税別価格)は2018年1月17日より発売(発売元:博報堂 DY ミュージック&ピクチャーズ/販売元:東宝)