錦戸亮、木村文乃に福白髪を発見され「抜いて!」
関ジャニ∞の錦戸亮が13日、都内で行われた映画『羊の木』完成披露試写会に登壇。共演者である木村文乃の指摘によって頬から生えた福白髪を発見して動揺する姿に、ファンは「可愛い~」と大喜びだった。この日は、優香、市川実日子、水澤紳吾、田中泯、松田龍平、吉田大八監督も来場した。
【写真】錦戸亮登壇『羊の木』完成披露に1,100人!木村文乃、松田龍平、優香らキャスト集合
作品にちなみ、衝撃的エピソードを披露することになると、木村は「撮影中からずっと気になっている」と前置きすると、錦戸に「(右頬から出ているのは)すごい長い福白髪ですか?」と質問。ところが、錦戸は認識していなかったようで、「え? どれ? 抜いて! 気持ち悪い」と渋い顔を見せると、自ら顔を触って発見し「幸運の毛」と呼ばれる福白髪を躊躇なくちぎって会場中を驚かせた。さらに、まだ残っているとわかった錦戸は「え~、恥ずかしい」と照れるが、あたふたとする姿に客席は「可愛い~」と歓喜に沸いた。
本作は、漫画界の巨匠、山上たつひこといがらしみきおがタッグを組んだ同名コミックを映画化したサスペンス。さびれた港町・魚深(うおぶか)の市役所職員の月末(錦戸)は上司に命じられ、過疎対策の国家プロジェクトとして、仮釈放された6人の元受刑者たちを受け入れるが、やがて彼らが元殺人犯であることがわかり、平穏だった町が少しずつ狂い始めていく。
観客約1,100人の盛大な拍手と悲鳴交じりの黄色い歓声で迎えられた錦戸は、「みなさんがドキドキする時間を過ごせることを祈っています」と呼び掛け。また、本作に手ごたえをのぞかせると、「(元殺人犯たちに)思い切り翻弄されてやろうと思って望んでいた」と役づくりについて語り、「(ロケ地の)富山に行く電車の中はちょっとしんどかったです。だから東京に帰れるとなったときは『よっしゃー!』となっていました」といかに役にのめり込んでいたかも説明した。しかし、上映前とあってあまり話すことができず、もどかしさを感じる錦戸は「観た上でもう一回しゃべりたいですね」と一瞬ファンの期待をあおるも、「まぁ(上映後に僕たちは)出てこないですけどね」といたずらっぽく笑い、ファンをやきもきさせていた。(取材:錦怜那)
映画『羊の木』は2018年2月3日より全国公開