『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』あの人も出てた!カメオ出演まとめ
ついに先週公開を迎えた『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』。前作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』では、『007』シリーズのジェームズ・ボンド役で知られるダニエル・クレイグがストームトルーパー役でカメオ出演し、大きな話題になっていたが、今作では一体誰がカメオ出演していたのか。
英国王室のウィリアム王子&ヘンリー王子、トム・ハーディ?
なんといっても、今作のカメオ出演で注目を浴びていたのが、英国王室のウィリアム王子とヘンリー王子。共演したストームトルーパーの脱走兵フィン役ジョン・ボイエガの発言によると、2人は『ダンケルク』のトム・ハーディと歌手のゲイリー・バーロウと一緒にストームトルーパーにふんし、エレベーターでフィンを取り囲むシーンに出演しているとされていた。しかし、公開された本編には該当シーンが見つからず……。ボイエガは「カットされたんだよ。昨日、王子には個人的にお詫びをしたよ。『すみませんが、映画からカットされてしまいました』って。ウィルは『もっとスキルを磨かなくてはいけないんだろうね』と言ってたよ」と超豪華なカメオシーンが使われなかったことをITVに告白した。しかしその後、ボイエガの代理人が彼のジョークだったと否定しており、エレベーターのシーンでなくともウィリアム王子たちがカメオ出演しているシーンが実際に使われたのかどうか、謎に包まれたままとなっている。ファンの間では、フィンとローズが捕まってしまうシーンで登場するストームトルーパーなのではないかとの意見もある。
ジョセフ・ゴードン=レヴィット
本作でメガホンを取ったライアン・ジョンソン監督と『ブリック』『LOOPER/ルーパー』でタッグを組んだことのあるジョセフ・ゴードン=レヴィットは声でカメオ出演している。ジョセフが声を吹き込んだのは、カジノの街カント・バイトに登場するスローウェン・ロー(Slowen-Lo)という名のキャラクター。フィンとローズが海辺にスペースシップを駐車したことに腹を立て、カジノの警備員に爆破したと告げるという役どころだ。かなり強い南部アクセントで話すキャラのため、一度聞いただけではその声の主がジョセフだと気づくのは難しいかも。ちなみにこのキャラクターの名前「Slowen-Lo」というのは、ビースティ・ボーイズの楽曲「スロウ・アンド・ロウ」から。
マーク・ハミル&その子供たち
ルーク・スカイウォーカーとして素晴らしい演技を披露したマーク・ハミルは、なんとカジノでBB-8にコインを入れていた異星人の声も担当していた。その名もドッブ・スケイ(Dobbu Scay)というキャラクター。ルーク役でブレイクした後、主に声優として活躍していたハミルだけに、声の出演はお手のもの? さらには、ハミルの子どもたち、ネイサン、チェルシー、グリフィンも、塩の惑星クレイトにて格納庫内でポーが指揮を執る際のレジスタンスファイターとしてカメオ出演しているとのこと。ネイサンは過去に『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』にも出演している。
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』ギャレス・エドワーズ監督
昨年公開された『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のギャレス・エドワーズ監督もカメオ出演。塩の惑星クレイトの地面をなめて「しょっぱい」という仲間にリアクションするレジスタンス軍の一人だという。実は、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』にはライアン・ジョンソン監督がカメオ出演しており、そのお礼とも言わんばかりに、このカメオ出演が実現した。
キャリー・フィッシャーさんの愛犬ゲイリーや『ベイビー・ドライバー』監督も!
キャリー・フィッシャーさんの愛犬ゲイリーは、カジノで大金をかけている異星人のペットとして登場。『ベイビー・ドライバー』を大ヒットさせたエドガー・ライト監督は、クレイトでレジスタンス・ファイターとして出演している。そのほかにも、ジェニファー・アニストンの夫で「LEFTOVERS/残された世界」のジャスティン・セローや、ファッションモデルのリリー・コール、シンガーソングライターのエリー・ゴールディングらもカメオ出演を果たしている。(編集部・石神恵美子)
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は全国公開中