高橋一生&長澤まさみ、相手の嘘は分かる!
長澤まさみと高橋一生が14日、スペースFS汐留で行われた映画『嘘を愛する女』公開を記念した「新成人も集まれ! 嘘を愛する女性限定試写会」に出席。恋愛心理テストを行った二人は、共に「騙される危険度10%=人間嘘発見機」という診断をされると「そうだと思います」と“騙されない”宣言をしていた。
本作は、オリジナルの映画企画を募集する「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM」第1回グランプリ受賞作を映画化。同棲5年になる食品会社に務める女性・由加利(長澤)は、恋人である研究医の桔平(高橋)が、くも膜下出血で昏睡状態に陥ったことにより、桔平の名前や職業などがすべて嘘だったと知る。そんな傷心の由加利が、彼の正体を明かすための旅に出る姿を描いたラブサスペンス。
会場全員で「嘘愛」のテーマに沿った“騙されたい女子=騙女(だまじょ)危険度”を診断する心理テストに挑戦。長澤と高橋は合計6つの設問に答えると、結果はもっとも騙されづらい「人間嘘発見機」という診断に。「どんな小さな嘘でも気がつく、嘘を寄せ付けない頑固系メンタリスト」と解説されると、長澤は「過去の経験で心当たりがあります。結構、相手の発する言葉や会話で、嘘に気づくと思います」と納得顔。
一方の高橋は「僕も当たっていると思います。呼吸でなんとなく嘘が分かるんです。口をあけている、あけていないとかで見抜けますよね」と同意を求めるが、長澤からは「それはどうだろう」といまいち共感を得られず苦笑いを浮かべていた。
そんな鉄壁な二人だが、客席には騙女危険度90%「嘘を愛しすぎる純情ピエロ。騙される、それが生きがい」と診断された女性がいることが分かると、高橋は「(人を信じるというのは)いいことじゃないですか」とフォローするも「でも、どうかくれぐれも騙されないようにしてくださいね」と優しく声をかけていた。
また、80倍という倍率で当選した観客からの質問コーナーで「理想の出会い」を聞かれた高橋は「多分、僕は結果論になるからな。あとになって『いい出会いだったな』と振り返らないと分からないと思うので……」と煙に巻くと、長澤は「この物語の由加利と桔平のような出会いは憧れます。自分がピンチのとき、それに気づいてくれるってうれしいですよね」と目を輝かせて語っていた。(磯部正和)
映画『嘘を愛する女』は1月20日より全国公開