もし、心がデジタル化されたら?死なない時代の殺人未遂を追う新作ドラマ!
人間の心がデジタル化され、肉体の乗り換えが可能な世界を描く、動画配信サービスNetflixのオリジナルドラマ「オルタード・カーボン」の予告編が公開された。2月2日から全世界配信される。
Netflixのオリジナルドラマ「オルタード・カーボン」予告編
本作の舞台は、300年後の未来。そこでは人間の心のデジタル化に成功しており、肉体に設置された“スタック”と呼ばれる装置に保存されるようになっている。データは、クローン培養された“スリーヴ”と呼ばれる肉体に転送が可能で、何度でも生き返ることができるが、新しいスリーヴを購入できない貧困層はその限りではない。
ドラマの主人公は、新たなスリーヴにスタックを埋め込まれ、250年後の世界に生き返った男タケシ・コヴァッチ。日系だが屈強な白人男性としてよみがえった彼は、自分の“所有権”を持つという、ある資産家の殺人未遂事件の真相を追うことになる。誰が、寿命をなくすこともできる資産家を狙ったのか。コヴァッチの隠された過去とは? 未来を舞台にした壮大なミステリーが描かれる。
予告編では、真空パック状態の体からよみがえったタケシが、壮大で荒廃した未来世界をさまよいながら真相を追い求める姿が、迫力のアクションとスタイリッシュな映像で描かれている。タケシを演じるのは、『ロボコップ』や人気ドラマ「THE KILLING ~闇に眠る美少女」の刑事役でも注目を浴びた北欧イケメン俳優のジョエル・キナマン。原作は、SF文学賞「フィリップ・K・ディック賞」を受賞したリチャード・モーガンの同名小説。同作は「『ブレードランナー』を超えるフューチャー・ノワールの傑作」とも称されており、新時代のSF大作として大注目のシリーズになりそうだ。(編集部・入倉功一)