モニカ・ベルッチ&ベン・キングズレー!『シリアの花嫁』監督の新作
世界の映画祭で評価された映画『シリアの花嫁』のエラン・リクリス監督の新作『スパイダー・イン・ザ・ウェブ(原題) / Spider in the Web』で、イタリアの人気女優モニカ・ベルッチと名優ベン・キングズレーがタッグを組むことになったとDeadlineなどが報じた。
事実を基にした脚本をギドン・マロンとエマニュエル・ナカシが執筆。主人公アデレスは、かつて優秀だった年配のシークレット・エージェント。あるとき、中東の独裁政治を行う国に化学兵器が売却されるという情報をつかんだアデレスは全盛期を取り戻すべく捜査に挑むが、アデレスの行動を怪しむイスラエル諜報特務庁が若手エージェントのダニエルにアデレスを見張らせたことから、さまざまな出来事に巻き込まれていく。キングズレーがアデレス役、ベルッチは謎の女性アンジェラ役で参加することになった。
撮影は今春から行われる予定。ファビアン・ウェスターホフ率いる国際映画版権会社フィルム・コンステレーションが製作資金を出し、海外のセールスも行う予定だ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)