『グレイテスト・ショーマン』舞台化へ!ヒュー・ジャックマン認める
来日したヒュー・ジャックマンがインタビューに応じ、主演ミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』に舞台化の話があることを認めた。
【動画】歌声に心震える!『グレイテスト・ショーマン』ワークショップの様子
19世紀半ばのアメリカでショービジネスの原点を築いた伝説の興行師P・T・バーナムの半生を、『ラ・ラ・ランド』のソングライターチーム、ベンジ・パセック&ジャスティン・ポールによるキャッチーで力強い9曲と共に描いた本作。バーナム役のヒューをはじめ、ザック・エフロン、ゼンデイヤ、キアラ・セトルら歌って踊れるキャストのパフォーマンスは圧巻で、アメリカでは驚異的なロングランヒットとなっている。
ブロードウェイ化の話について聞くと、「そうなんだ。もしくは他の形でのライブショーになるかも」と認めたヒュー。「僕たちはこの映画を制作するとき、ブロードウェイでやるようなワークショップをやった。50人~60人くらいの観客がいる部屋でパフォーマンスをするんだ。僕はたくさん舞台をやったことがあるから、それでうまくいくかいかないかがわかる。今回は上手くいった。それはつまり、ライブで上手くいくということなんだ」。
ワークショップの様子はYouTubeにも上がっており、確かに心揺さぶられるものがある。「いくつかの点では、ライブの方がより良かったとも思う」とまで語ったヒューは、「だからどんな形を取るかは定かではないんだけど、ライブバージョンが作られるのは間違いないよ」と断言した。
ヒットが望めないからとスタジオが敬遠しがちがったオリジナルミュージカル映画を、7年もの歳月をかけて実現するだけでなく、大成功に導いたヒュー。「ナーバスになったこともある。製作費も結構かかっているし、タイトルもすごいよね。『グレイテスト・ショーマン』(最も偉大なショーマン)って(笑)。もしうまくいかなかったら、もうミュージカル映画はやりたくないと思ったと思う(笑)。だからうまくいって本当によかった。またやりたいよ。本当に楽しんだから」と充実した笑みを浮かべた。(編集部・市川遥)
映画『グレイテスト・ショーマン』は公開中