大杉漣さんの長男、最期に立ち会えず
21日に急性心不全のため急逝した俳優・大杉漣さんの長男で写真家の大杉隼平が22日にTwitterを更新し「あまりに突然の事でまだ信じられません」と思いをつづった。
大杉隼平は「父。大杉漣が他界しました。あまりに突然の事でまだ信じられません。最後に立ち会うこともできず、ありがとうございます。を伝えることもできませんでした」(引用部分は原文ママ)と苦しい胸の内を明かすと、「病院に連れていって下さった松重さん。遠藤さん、田口さん、光石さん、本当に親父は皆さんの事が大好きでした。ありがとうございます」と漣さん出演のテレビ東京系ドラマ「バイプレイヤーズ ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」(毎週水曜21:54~全5話)の共演者に感謝。
続けて「また皆様からのメッセージ。本当にありがとうございます。なかなか返信ができず申し訳ありません」とつづり、「今、撮影で新潟におります。東京に戻り、気持ちの整理がつきましたら、改めて気持ちを言葉にしたいと思います」と現状を報告した。
「バイプレイヤーズ」の共演者・遠藤憲一、田口トモロヲ、松重豊、光石研は連名で「余りにも突然のことで、メンバー一同、まだ現実を受け入れられないでいます。『バイプレイヤーズ』という実名を晒した上でのドラマで、そのリーダーであり、精神的な支柱でもあった大杉さんが突然いなくなるという喪失感は計り知れません。 しかし最後の日まで、役者として現場に立ち、みんなを笑わせ続けていました。永遠に我々の目標であり、憧れでもある漣さんを、一同、心から誇りに思います。お疲れ様でした。どうか、安らかにお休みください。漣さん、ありがとうございました」とコメントしていた。(清水一)