『スカーフェイス』リメイク版、アントワーン・フークア監督と再交渉!
映画『イコライザー』『マグニフィセント・セブン』などでおなじみのアントワーン・フークア監督が、リメイク版『スカーフェイス』でやっぱりメガホンを取るかもしれない。再交渉に入っていることがDeadlineで報じられた。
ギャングが暗黒街でのし上がっていくさまを描いた『スカーフェイス』は、1932年のハワード・ホークス監督版『暗黒街の顔役』と、1983年のブライアン・デ・パルマ監督アル・パチーノ主演版『スカーフェイス』があるが、今回の新リメイク版は、舞台をマイアミから現代のロサンゼルスに移した設定になっている。
当初、アントワーン・フークアが監督を務める予定だったが降板。新たに『最後の追跡』のデヴィッド・マッケンジーや『パトリオット・デイ』のピーター・バーグらが候補に挙がったがかなわず、昨年の5月に『スーサイド・スクワッド』のデヴィッド・エアーに決まった。ところが、昨年7月に彼のビジョンがユニバーサルのものよりダークだったことから意見が合わず、エアーも離脱してしまった。これにより、ユニバーサルは再びフークア監督と交渉に入ることになったようだ。
キャストは、当初『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のディエゴ・ルナが主演を務める予定だったが、スケジュールがズレたため、今のところ彼の出演は未定のようだ。
さらに、当初の公開予定日2018年8月10日も延期することになるようだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)